[更新中] ペルー大統領選挙2026:想定通りの大接戦、最後の最後まで勝者分からず

(Photo:X)

ペルー国家選挙管理局(Oficina Nacional de Procesos Electorales:ONPE)は、2026年6月7日に実施された大統領選挙決選投票の公式開票作業を継続している。

国家選挙管理局(ONPE)の暫定責任者ベルナルド・パチャス(Bernardo Pachas)は、開票結果は15分ごとに更新されると説明している。また、政党および有権者に対し、最終的な判断は開票率100%到達後に行うよう呼びかけている。

国家選挙管理局(ONPE)による公式開票は、決選投票の結果を法的に確定する唯一の手続きである。ただし、未処理の投票記録および特別選挙裁判所(Jurado Electoral Especial:JEE)の審査対象となる記録が残されているため、現時点の結果は暫定的であり、今後の集計状況によって変動する可能性がある。

なお、速報はElección de Fórmula Presidencialのサイトから確認できる。以下は6月8日午前6時58分以降の情勢変化を踏まえた内容である。更新状況を確認する場合は、先に同時点までの開票推移を参照されたい。

また直近の更新はUPDATEが該当する。


開票終盤に入り、情勢は大きく変化した。

開票率93.777%、人民勢力党(Fuerza Popular)のケイコ・ソフィア・フジモリ・イグチ(Keiko Sofía Fujimori Higuchi)が878万1,323票(50.008%)を獲得し、ともにペルー党(Juntos por el Perú)のロベルト・エルベルト・サンチェス・パロミノ(Roberto Helbert Sánchez Palomino)は877万8,409票(49.992%)であった。しかし、その差はわずか2,914票となっていた。

その後も票差は急速に縮小し、開票率93.857%時点では両者の差は668票まで縮まった。さらに開票率93.920%時点でロベルト・サンチェスが879万560票(50.008%)を獲得し、878万7,618票(49.992%)のケイコ・フジモリを2,942票差で逆転した。

その後もロベルト・サンチェスのリードは拡大し、開票率94.029%時点では差は7,801票、開票率94.107%時点では1万1,317票となった。国家選挙管理局(Oficina Nacional de Procesos Electorales:ONPE)の集計によると、この時点でロベルト・サンチェスは880万6,141票(50.032%)、ケイコ・フジモリは879万4,824票(49.968%)を獲得している。

開票率94.384%時点ではロベルト・サンチェスは882万6264票(50.045%)、ケイコ・フジモリは880万9665票(49.955%)を獲得している。差は16,599票。

開票終盤に入り、情勢は大きく変化した。

開票率93.777%、人民勢力党(Fuerza Popular)のケイコ・ソフィア・フジモリ・イグチ(Keiko Sofía Fujimori Higuchi)が878万1,323票(50.008%)を獲得し、ともにペルー党(Juntos por el Perú)のロベルト・エルベルト・サンチェス・パロミノ(Roberto Helbert Sánchez Palomino)は877万8,409票(49.992%)であった。しかし、その差はわずか2,914票となっていた。

その後も票差は急速に縮小し、開票率93.857%時点では両者の差は668票まで縮まった。さらに開票率93.920%時点でロベルト・サンチェスが879万560票(50.008%)を獲得し、878万7,618票(49.992%)のケイコ・フジモリを2,942票差で逆転した。

その後もロベルト・サンチェスのリードは拡大し、開票率94.029%時点では差は7,801票、開票率94.107%時点では1万1,317票となった。国家選挙管理局(Oficina Nacional de Procesos Electorales:ONPE)の集計によると、この時点でロベルト・サンチェスは880万6,141票(50.032%)、ケイコ・フジモリは879万4,824票(49.968%)を獲得している。

開票率94.384%時点ではロベルト・サンチェスは882万6264票(50.045%)、ケイコ・フジモリは880万9665票(49.955%)を獲得している。差は16,599票。

ロベルト・サンチェスは6月8日、国会での会合後に報道陣の取材に応じ、「冷静さと落ち着きを保ってほしい」と呼びかけた。選挙戦は依然として接戦が続いており、国家選挙管理局(ONPE)もまた政党や有権者に対し、開票率100%到達までは最終的な判断を控えるよう求めている。

ONPE

 

全体として94.435%の開票率で引き続きサンチェス優勢、その差は16,172票。在外投票が反映され出したことが要因と考えられる(在外投票の開票率は3.618%)。ダッシュボードに反映されたのは米大陸でその他大陸に関する開示は同時点ではない。

ONPE

 

開票率94%時点までの推移について、ラテンアメリカ地政学戦略センター(Centro Estratégico Latinoamericano de Geopolítica:CELAG)が公表している。今回選挙と傾向が酷似していると当初より言われていた前回選挙との比較は以下の通り。

CELAG

 

 

「貧困は政治意識の欠如ではない」 

著名ジャーナリストのモニカ・デルタ(Mónica Delta)が「最も貧しい人々は失うものがほとんどない。なぜなら何も持っていないからだ」と発言したことに対し、ともにペルー党所属の国会議員ルース・ルケ(Ruth Luque)が反論した。

ルケは、クスコ県チュンビビルカス(Chumbivilcas)の開票結果を示しながら、「貧困は意識や尊厳の欠如を意味しない」と主張した。同氏は、リマの一部エリート層には「貧困層は政治的意識を持たない」という誤った見方が存在すると指摘。国家による支援が十分に届かず、時には差別や犯罪視の対象となってきた地域であっても、人々は投票に参加し、より良い国を目指し続けていると訴えた。

また、チュンビビルカスは1980年代から2000年代にかけて深刻な人権侵害を経験した地域であり、軍によるカシャワイ虐殺(Matanza de Cashahui)の記憶も残ると指摘した。ルケは、「歴史的に排除されてきた人々こそ失うものが多い。市民としての権利や、国家が地域社会に届く機会を失うことになるからだ」と述べ、貧困層は諦めからではなく、より良い国への確信から投票していると強調した。その上で、「貧困は夢や権利、政治的意識の欠如を意味しない。彼らは政治の受け身の存在ではなく、民主主義の主体であることを望んでいる」と訴えた。

ONPE

 

ケイコ・フジモリとロベルト・サンチェスによる大統領選挙決選投票の争いは接戦が続いている。当初はサンチェスがリードを広げる場面もみられたが、在外投票や首都リマ圏の開票が進むにつれて、フジモリが票差を縮小している。

ペルー国家選挙管理局(ONPE)の発表によると、開票率95.685%時点でサンチェスは8,901,069票(50.074%)、フジモリは8,874,597票(49.926%)を獲得した。また、開票率95.678%時点では両候補の票差は26,847票となり、前回発表時の29,550票から2,703票縮小した。

在外投票の結果も開示されるようになっており、開票率20.212%時点では両者の差は2万票以上となっている。ケイコ・フジモリがロベルト・サンチェスを上回っており、得票差は約2倍規模となっている。

ONPE

ONPE

 

引き続き集計が進められており、票差は縮小したり拡大したりと推移し、両候補の得票率もわずかに変動している。開票率96.187%時点で、ロベルト・サンチェスは50.095%(8,933,223票)、ケイコ・フジモリは49.905%(8,899,356票)を獲得している。両候補の票差は33,867票で、得票率の差は0.19ポイントとなっている。なお、在外票31.538 %まで集計が終わっている。

一方、選挙特別裁判所(Jurado Electoral Especial:JEE)への送付手続き中の投票所記録が1,549件、未処理の投票所記録が1,988件残っており、合計3,537件が最終集計に反映されていない。このため、サンチェスが僅差でリードしているものの、現時点では結果は確定していない。

ONPE

 

開票作業は引き続き進められている。開票率96.658%時点では、ロベルト・サンチェスが50.109%(8,962,948票)を獲得し、ケイコ・フジモリは49.891%(8,923,987票)となっている。両候補の票差は38,961票で、前回集計時よりやや拡大した。得票率の差は0.218ポイントとなっている。

一方で、最終結果にはまだ反映されていない投票所記録も残されている。選挙特別裁判所(Jurado Electoral Especial=JEE)への送付中の記録は1,555件、未処理の記録は1,545件で、合計3,100件が未確定の状態となっている。

また、在外投票の開票も着実に進んでいる。10日午後2時2分時点の在外票の開票率は44.829%となった。総投票所記録数2,543件のうち、集計済みは1,140件で、選挙特別裁判所(JEE)への送付対象となった記録が62件、未処理の記録が1,341件残されている。割合では、JEE送付対象が2.438%、未処理が52.733%を占めており、過半数の投票所記録がまだ最終集計に反映されていない状況だ。

なお、在外投票の集計ではフジモリは62.603%(84,439票)を獲得したのに対し、サンチェスは37.397%(50,442票)にとどまっている。

サンチェスが依然としてリードを維持しているものの、国内ではなお3,100件の投票所記録が未確定であり、在外票についても半数以上が未集計となっていることから、最終結果の確定には引き続き開票作業の進展を見守る必要がある。

ONPE

 

ロベルト・サンチェスとケイコ・フジモリはともに、ONPEによる公式結果を待つよう国民に冷静さと慎重さを呼びかけている。サンチェスは「まず必要なのは落ち着きと冷静さである。迅速集計による重要な結果がすでに発表されており、その支持に感謝している。われわれは自信と楽観を持っているが、当然ながらONPEによる100%の公式開票結果はまだ明らかになっていない」と語り、一方、フジモリは「私は楽観的であり、大きな希望を持っている。少し声はかれているが、それ以外はとても落ち着いている。皆さんもご存じのとおり、私は非常に慎重な人間である。したがって、結果を待ちたい」と述べた。

 

悪天候によりONPEの7つの集計センターへの選挙記録票到着が遅延

ペルー各地で続く悪天候の影響により、アクセスが困難な農村地域から選挙記録票(開票記録)の集計センターへの輸送が引き続き妨げられている。これらの記録票は、各地の分散選挙プロセス事務所(Oficinas Descentralizadas de Procesos Electorales:ODPE)の集計センターで集計される必要がある。

現在、国内で作成された選挙記録票を処理する125の分散選挙プロセス事務所(ODPE)のうち、以下の7事務所ではまだ記録票を受領していない。

  • アルト・アマソナス(Alto Amazonas)
  • アタラヤ(Atalaya)
  • コロネル・ポルティージョ(Coronel Portillo)
  • ワンタ(Huanta)
  • ラ・コンベンシオン(La Convención)
  • マイナス(Maynas)
  • レケナ(Requena)

気象条件の悪化により、記録票が入った封筒をペルー陸軍のヘリコプターで輸送できない状況が発生している。また、豪雨による河川の増水により、選挙資材を運搬する船舶の航行も困難となっている。

ペルーの選挙では、他国のように投票結果を電話で即時に伝達する方式は取られていない。結果は口頭で確定的に共有されるものではなく、最終的な集計には投票所ごとの議事録や投票用紙といった物理的な書類を本国へ送り返し、照合する必要がある。そのため、遠隔地を含む輸送と確認作業に相応の手間と時間がかかる仕組みになっている。

例えばアマゾンの最奥部の村では、選挙記録票はまず「ペケペケ(peque peque)」と呼ばれる小型ボートで1〜2日かけて運ばれ、その後、小型飛行機やヘリコプターで約3時間移動する。さらにそこからリマまで商業便で約2時間を要する場合もある。このような地理的・気象的条件により、集計作業に遅れが生じることがある。

選挙資材の回収作業は、7つの分散選挙プロセス事務所(ODPE)に記録票が到着し、さらに海外から送られた記録票がリマ・セントロ1(Lima Centro 1)分散選挙プロセス事務所に到着した時点で完了する見込みである。

リマ・セントロ1の集計センターでは、ペルー国外で実施された2026年大統領決選投票の記録票が処理されている。これらは国外選挙を担当する外務省を通じてペルーへ輸送されており、現在までに世界50都市から送付された記録票がリマに到着している。

ペルー国家選挙プロセス局(ONPE)は、全国サポートセンターを通じて選挙資材の回収状況を詳細に監視しており、同時に開票作業の進捗状況も把握している。

同センターの本日正午時点の記録によると、合計1,557件の選挙記録票が「要確認」とされている。内訳は以下の通り。

  • 海外分:48件
  • リマ首都圏:952件
  • その他地域:557件

また、主にアンデス高地に位置する10の分散選挙プロセス事務所(ODPEでは、要確認となった記録票は1件も報告されていない。一方で、要確認記録票が最も多い分散選挙プロセス事務所(ODPEは次のとおりである。

  1. リマ東部1:183件
  2. サン・フアン・デ・ルリガンチョ:76件
  3. リマ西部3:54件

Gob.pe

X

 

6月10日午前9時10分時点で、在外投票の開票は67.558%まで進んでいる。

地域別の傾向を見ると、日本の牽引もありアジア地域では特徴的な傾向が見られる。すなわち、フジモリへの支持が圧倒的に高い水準となっている。

アジア全体の開票率70.093%の時点では、フジモリが4,785票を獲得し、得票率は89.306%、一方でロベルト・エルベルト・サンチェス・パロミノは573票で得票率10.694%となっている。また、この数字には日本からの投票(開票率60.494%)も含まれており、その内訳はフジモリが4,303票、サンチェスが372票となっている。

在外投票は歴史的にフジモリ候補への投票が多い傾向があるとされている。ただし、投票数自体は限られているものの、その傾向と必ずしも一致しない国も一部存在する。開票率はまだ100%には達していないが、スウェーデンもまたサンチェスへの支持の方が多い結果となっている。

また、米国の一部地域など、前回選挙ではペドロ・カスティージョ(Pedro Castillo)に対しフジモリが圧倒的な支持を得ていた地域でも、今回は同程度の支持が示されなかったケースも見られる。

ONPE

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10日15時半、現在集計に加わっているのは、ペルー・ロレト州(Loreto)のダテム・デル・マラニョン(Datem del Marañón)の投票記録である。同郡は、ロベルト・サンチェスが得票率70%超で圧勝している地域である。

ロレト州において、ダテム・デル・マラニョンの199の投票記録のうち83.92%が集計された時点で、サンチェスは有効投票の71.967%にあたる13,342票を獲得している。一方、ケイコ・フジモリは28.033%にあたる5,197票にとどまっている。同地域は全国でもサンチェスに最も有利な地域の一つであり、両候補の差は地域内で43ポイント以上に達している。この地域では、なお32の投票記録(Actas)が未処理の状態にある。内訳は31件が未集計、1件が特別選挙審査委員会(JEE)への輸送中である。地域の投票傾向が維持されるならば、これらの票は全国集計におけるサンチェスのリードをさらに拡大させることになる見通しである。

なお16時20分の時点で開票率は97.904%となった。総投票記録92,766件のうち、90,822件の集計が完了している。一方で、1,615件(1.741%)は特別選挙審査委員会(JEE)への送付対象となっており、329件(0.355%)が未処理の状態にある。

サンチェスは9,017,771票を獲得し、有効票の50.025%を占めている。一方、フジモリは9,008,686票で49.975%となっている。両候補の得票差はわずか9,085票で、得票率の差は0.05ポイントに満たない。しかし午前11時02分で両候補者の差は4,886票まで縮小していたことを思えば、票差が再び拡大したということとなる。

ONPE

 

19時02分、ペルー国家選挙プロセス局(ONPE)は、全投票記録の97.949%を集計したと発表した。開票作業は極めて緊迫した局面に入り、両候補の得票差はわずか7,002票まで縮小している。

ロベルト・サンチェスは9,018,995票を獲得し、得票率は50.019%で首位を維持している。一方、ケイコ・フジモリは9,011,993票で、得票率は49.981%となっている。未処理の投票記録は、特別選挙審査委員会(JEE)への送付待ちが1,615件、未集計が288件となっている。

またこの時点で、日本における在外投票については、特別選挙審査委員会(JEE)に送付された2件の投票記録を除き、ほぼすべてが反映されている状況である。さらに19時20分時点では、在外票の開票率は85.961%に達している。

 

フジモリ、特別選挙審査委員会に異議申し立て

前回選挙に続きフジモリはまたも、リマの特別選挙審査委員会(JEE)に異議申立てを始めている。今回のフジモリ陣営の主張は、投票記録(actas)における署名不備や判読不能を理由とした無効化を行わないよう求めるものである。同陣営は、問題となっている投票記録(acta)について「投票メンバーの署名欠如、氏名または身分証明書(DNI)の一部不記載、指紋使用、判読不能とされる文字、あるいは各記録の控え間での読み取り差異」などを理由に観察されていると説明している。フジモリ陣営は「票の保存原則(principio de conservación del voto)」の適用を強く求めている。同原則は、形式的な不備によって有効票を無効とすべきではないという考え方に基づくものである。なお2021年には、フジモリが地方部における約20万票の無効化を求めていた経緯がある。フジモリ陣営の法定代理人エドウィン・レバノ・ガマラ(Edwin Lévano Gamarra)は、特別選挙審査委員会(Jurado Electoral Especial、JEE)に対し以下の対応を求めている:

  • 署名欠如のあるすべての投票記録について、特別選挙審査委員会(JEE)および国家選挙審査機関(Jurado Nacional de Elecciones、JNE)の控えと照合し、必要に応じて署名や記録情報を補完すること
  • 判読不能とされた投票記録についても、控えとの照合により文字・記号・数字の意味を特定すること
  • それでも修正が不可能な場合に限り、唯一の手段として再集計(開票)を行うこと
  • 照合や補完で対応可能な場合には、票の無効化や投票自体の無効判定を行わないこと

一方で同陣営は、多くのケースにおいて「これらの観察は有権者の意思に影響を与えるものではなく、投票結果の確認を妨げるものでもない」と主張している。また、これらの事例については「形式的または実体的な欠陥であり、現行の特別手続きに従って処理されるべきものである」としている。同陣営は、「特別選挙審査委員会(JEE)は形式的な観察を自動的な無効化に転換してはならない。無効化は例外的措置であり、原則は票の保存と選挙行為の有効性の維持である」と文書で主張している。

 

ケイコ・フジモリが逆転

開票率98.208%の時点で、フジモリは903万2189票を獲得し、得票率は50.001%となった。一方、サンチェスは903万1723票で、得票率は49.999%である。

23時00分における開票率は98.215%に達した。総投票所数9万2766か所のうち、9万1110か所の集計が完了している。一方で、1635か所分の開票記録は選挙特別審査委員会(JEE)への送付対象となっており、21か所分は未処理となっている。票差は若干広がり651票となった。この時点でフジモリは903万2651票(50.002%)を獲得しており、一方のサンチェスは903万2000票(49.998%)となっている。在外投票分は選挙特別審査委員会(JEE)に送られているもの以外の集計は完了している。

ONPE

 

フジモリとサンチェスによる激しい接戦が続いており、選挙戦はほぼこう着状態となっている。

ペルー選挙当局(ONPE)の発表によると、2026年6月11日午後3時10分時点の開票率は98.239%で、フジモリが50.002%(9,034,071票)、サンチェスが49.998%(9,033,312票)を獲得した。両候補の票差は759票だった。

ONPE

その後、同日午後10時25分時点の集計では、開票率が98.258%に上昇。フジモリは50.004%(9,036,046票)、サンチェスは49.996%(9,034,743票)となり、票差は1,303票に拡大した。

ONPE

さらに、6月12日午後8時30分時点では開票率が98.323%に達し、フジモリが50.012%(9,043,384票)、サンチェスが49.988%(9,039,074票)を獲得。票差は4,310票まで広がった。

ONPE

特別選挙裁判所(JEE)による審査が進むにつれて、フジモリの優位は徐々に拡大している。しかし、両候補の得票率の差は依然として0.024ポイントにとどまっており、歴史的な接戦が続いている。選挙当局によると、総投票所数92,766か所のうち大部分の集計はすでに完了しており、残る票の行方が最終結果を左右する見通しだ。

 

未処理分の投票記録(Actas)の精査が着実に進んでいる。

6月14日午前8時45分時点で、集計率は98.552%であった。フジモリは50.051%、907万2,289票を獲得した。一方、サンチェスは49.949%、905万3,801票であった。午後4時55分時点、集計率は98.593%となった。ともに得票率に関する変更はなかったが、得票数はフジモリ907万5,116票、サンチェス、905万6,638票であった。

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6月15日午後10時22分時点で集計率は99.023%となった。フジモリの得票率は伸び50.089%で得票数912万2,040票となった。サンチェスは49.911%、908万9,745票となっていた。この時点で選挙審査機関への送付対象となっているのは906票区である。

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UPDATE

ペルー大統領選挙は開票作業が最終段階に入っているものの、週末を挟んでいることもあり、集計値に大きな変動は見られていない。全世界集計(海外票含む)およびペルー国内集計のいずれも開票率は99%前後に達し、残る未集計票は限定的な状況となっている。

2026年6月21日20時35分時点の全世界集計では、開票率は99.688%に到達した。人民勢力のフジモリ候補が918万8410票を獲得し、得票率50.111%で首位を維持している。一方、ペルーのための団結のサンチェス・パロミノ候補は914万7710票、49.889%となっている。両候補の差は約4万700票にとどまり、得票率差もわずか0.222ポイントという極めて僅差の情勢が続いている。しかし開票率はすでに99%を超えており、残票はごく限られている。

ただし、この全世界集計の結果がそのままペルー国内の有権者の意思を反映しているとは言い難い状況も見えている。今回の選挙では、「ペルー国内ではサンチェス候補がわずかに先行する一方、海外票を含めた全世界集計ではフジモリ候補が逆転する」という特徴的な構図が浮かび上がっているためだ。

実際、2026年6月20日19時50分(ペルー時間)時点のペルー国内集計では、開票率99.687%の時点でサンチェスが903万4322票(50.113%)を獲得して首位に立っている。これに対し、フジモリは899万3629票(49.887%)で続いており、差は約4万700票となっている。

また地域別の傾向を見ると、首都リマをはじめとする都市部ではフジモリ候補への支持が比較的強い一方、地方部では異なる支持傾向が見られており、都市部と地方の間で政治的な支持基盤の差も鮮明になっている。

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6月8日午前6時58分時点で、国家選挙管理局(ONPE)は開票率92.484%と発表した。

同時点の集計によると、人民勢力党のケイコ・ソフィア・フジモリ・イグチは872万7,164票を獲得し、有効投票の50.176%となっている。

一方、ともにペルー党のロベルト・エルベルト・サンチェス・パロミノは866万5,883票で49.824%となっている。

両候補の差は6万1,281票である。

全国9万2,766件の投票記録のうち、8万5,794件が集計済みで、1,506件は特別選挙裁判所(Jurado Electoral Especial:JEE)への送付中、5,466件は未処理となっている。

総投票数は1,861万1,770票で、有効投票は1,739万3,047票、白票は11万507票、無効票は110万8,216票である。

 

92.806%における状態は以下の通り。

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開票率93.361%においてケイコ・ソフィア・フジモリ・イグチの得票率は50.048%となっている。一方、ロベルト・エルベルト・サンチェス・パロミノは49.952%であり、両者は僅差の状況にある。得票差は16,806票である。

集計対象となった投票記録(Actas)は92,766件で、このうち86,607件が開票済み。なお、1.631%が選挙審査機関(JEE)への送付対象となっており、5.008%が未処理の状態となっている。

なお、在外投票の結果については集計ダッシュボードへの反映が確認されておらず、現時点ではこの差の内訳については確定していない状況である。

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しかしこの時点(開票率93.361%)でダッシュボードのフィルタをペルーと設定すると、開票率95.944%時点との記載が表示され、ケイコ・ソフィア・フジモリ・イグチは8,762,789票を獲得している。一方、ロベルト・エルベルト・サンチェス・パロミノは8,742,971票となる。その差は19,818票(0.114ポイント)となっている。

上述の通りこの数値はペルー国内のみを対象とした集計フィルタに基づくものであり、国外投票などを含む集計範囲を拡張した場合には結果が異なって見える。

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在外投票分は反映されていない、もしくはダッシュボードへの反映はない。東京における投票結果はすでに発表されている。それによると、

2026年6月8日、ペルー大統領選挙の決選投票において、日本・東京都港区のベルサール汐留(Belle Salle Shiodome)に設置された在外投票所の開票結果が報じられた。

国家選挙管理局(ONPE)による集計対象となった23の投票区では、合計1,587票が投じられた。このうち人民勢力党(Fuerza Popular)のケイコ・ソフィア・フジモリ・イグチは1,371票を獲得し、ロベルト・エルベルト・サンチェス・パロミノは149票を獲得した。

有効票ベースでは、ケイコ・フジモリが90.20%、ロベルト・サンチェスが9.80%となり、大きな差が確認された。また、総投票数ベースでもケイコ・フジモリは86.39%となり、優位な結果となっている。

無効票は62票で全体の3.9%、白票は5票で0.3%となり、異議申立票(impugnados)は確認されなかった。

対象となった23の投票区には、087114、087109、087122などが含まれ、各投票区の有権者数はおおむね80人から89人程度であった。

在外有権者数は約3万7,660人であり、投票率は第一回投票時には約25%にとどまっていた。今回の決選投票では、投票率の上昇が見込まれていた。

 

第1回投票では、在外有権者による有効投票数は約41万票に達した。これは現在の決選投票における両候補の票差を大きく上回る規模であり、最終結果に影響を与える可能性がある。

第1回投票の在外票では、ケイコ・フジモリ候補が52,454票(17.05%)を獲得した。一方、ロベルト・サンチェス候補は7,994票(2.60%)にとどまり、両者の差は44,460票となった。

 

両候補者に対する支持政党

サンチェスには、自身が所属するフントス・ポル・エル・ペルー(Juntos por el Perú)をはじめ、ヌエボ・ペルー(Nuevo Perú)、モラド党(Partido Morado)、ペルー・リブレ(Perú Libre)、ペルー共産党(Partido Comunista Peruano)、祖国赤旗ペルー共産党(Partido Comunista del Perú – Patria Roja)など、左派から中道系まで幅広い勢力が支持を表明した。また、ペドロ・カスティージョ(Pedro Castillo)前大統領や、ジョージ・フォーサイス(George Forsyth)元大統領候補も支持に回っている。

一方、フジモリには、自身が率いるフエルサ・ポプラル(Fuerza Popular)に加え、レノバシオン・ポプラル(Renovación Popular)、アバンサ・パイス(Avanza País)、キリスト教人民党(Partido Popular Cristiano)などの保守・中道右派勢力が結集した。さらに、ペドロ・パブロ・クチンスキ(Pedro Pablo Kuczynski)元大統領、ディナ・ボルアルテ(Dina Boluarte)前大統領、ホセ・ヘリ(José Jerí)前大統領らも支持を表明している。

今回の決選投票も左派・進歩派連合と保守派連合の対決という様相を呈している。サンチェス陣営には社会的包摂や格差是正を重視する勢力が集まり、フジモリ陣営には市場経済や治安強化を重視する勢力が集結した。ただし、支持を表明した政党や政治家の数だけで選挙結果を予測することは難しい状況に変わりはない

 

開票の推移

開票初期はロベルト・エルベルト・サンチェス・パロミノが先行していた。開票率0.022%時点ではサンチェス・パロミノ54.326%、ケイコ・フジモリ45.674%であったが、その後すぐに逆転し、以降はケイコ・フジモリが首位を維持した。

開票率4.520%時点ではケイコ・フジモリ53.444%、9.596%時点では52.694%、16.908%時点では52.445%となった。

その後もケイコ・フジモリが優勢を維持し、開票率29.197%時点では約29万5,000票差、34.728%時点では約37万票差、43.321%時点では約44万票差となった。

開票率50.078%時点では約52万6,000票差、60.325%時点では約63万3,000票差、67.602%時点では約71万6,000票差となり、この段階で差は最大水準となった。

しかしその後は差が縮小に転じた。70.502%時点の約71万5,044票差をピークに、80.988%時点で約52万票、84.459%時点で約41万6,000票、88.805%時点で約23万7,000票まで縮小した。

さらに90.488%時点で約16万4,000票、91.553%時点で約11万3,000票となり、92.484%時点では6万1,281票差となっている。

2021年の大統領選挙では、ケイコ・フジモリは首都リマなど都市部で比較的高い支持を得た。一方、ペルー元大統領ペドロ・カスティージョ(Pedro Castillo)は地方部で強い支持を集めた。今回の開票でも、地域ごとの票が順次反映されることで得票差が変動している。また、国外投票ではケイコ・フジモリが優勢となる傾向が見られる。

 

制度と確定手続き

国家選挙管理局(ONPE)による公式開票は、決選投票の結果を法的に確定する唯一の手続きである。各投票所で作成された投票記録は集計センターへ送られ、内容に問題のないものはそのまま集計される。一方、記載不備や署名漏れなどがある場合は特別選挙裁判所(JEE)で審査される。

6月7日夜、2つの調査会社による出口調査および速報カウントの結果が公表され、いずれも僅差での逆転が示された。

調査会社イプソス(Ipsos)は、選挙監視団体トランスペアレンシア(Transparencia)および国際民主研究所(National Democratic Institute:NDI)と共同で調査を実施した。投票所閉鎖時(午後5時)の出口調査では、ケイコ・フジモリが50.7%、ロベルト・サンチェスが49.3%となり、差は1.4ポイントでケイコ・フジモリがわずかに上回った。一方、同じ調査枠組みに基づく100%速報カウントでは、ロベルト・サンチェスが50.3%、ケイコ・フジモリが49.7%となり、差は0.6ポイントで逆転し、ロベルト・サンチェスが優勢となった。

イプソスのアルフレド・トレス(Alfredo Torres)は、自身が出した速報集計について「海外票はほとんど含まれていない」と説明していた。しかし、同社の技術資料では1,035か所の海外投票所がサンプルに含まれていたことが確認できる。

さらに、選挙監視団体トランスパレンシアが公表した資料によれば、サンティアゴ、ブエノスアイレス、マイアミ、ニューヨーク、ニュージャージー、バルセロナ、マドリード、ミラノの海外投票所も速報集計の対象となっていた。

このため、「未集計の海外票によってケイコ候補の得票が伸びる」とするイプソス側の説明に疑問の声が上がっている。一部では、こうした説明が選挙結果への不信感を広げ、選挙不正をめぐる主張や異議申し立てを正当化する材料として利用される可能性も指摘されている。

SNS上では、アルフレド・トレスが過去に自身の世論調査結果をフジモリ派に有利になるよう変更した前歴があると主張されている。こうした主張では、彼が2000年の時点ですでに数字操作を行っていたとされ、現在もフジモリ主義が続く中で同様のことが繰り返される可能性があると疑念が示されている。

 

調査会社ダトゥム・インテルナシオナル(Datum Internacional)も同様の傾向を示した。出口調査ではケイコ・フジモリが50.53%、ロベルト・サンチェスが49.47%で、差は1.06ポイントでケイコ・フジモリがわずかに上回った。その後の速報カウントでは、ロベルト・サンチェスが50.14%、ケイコ・フジモリが49.86%となり、差は0.28ポイントで逆転し、ロベルト・サンチェスが上回った。

Datum

 

これら4つの指標はいずれも僅差であり、統計的には接戦の範囲に収まる結果となっている。特に出口調査と速報カウントの間でいずれも優勢が入れ替わる構図が両社で共通して確認された。

 

国家選挙審査会(JNE)は、審査を経た上で2026年7月前半に最終結果を公表する見通しであり、当選者の確定と当選証書の交付を行う。

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参考資料:

1. Segunda vuelta presidencial Perú
2. Segunda Vuelta Perú: Fujimori obtiene 90 % de los votos en Tokio
3. Mal tiempo retrasa la llegada de actas a 7 centros de cómputo de la ONPE
4. Fuerza Popular pide a JEE no anular actas observadas por falta de firmas de miembros de mesa o ilegibilidad

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