エクアドル国会解散:CONAIE代表は大統領選への挑戦を辞退した

(Photo:@CONAIE_Ecuador/ Twitter)

エクアドル先住民族連合(Confederación de Nacionalidades Indígenas de Ecuador:CONAIE)は代表レオニダス・イサ(Leonidas Iza)を8月20日に行われる臨時選挙でパチャクティック運動(movimiento Pachakutik)から大統領候補として立候補させることを取り下げると発表した。イサは先週金曜日にCONAIEの拡大評議会でいくつかの条件と引き換えに大統領予備選の立候補を表明していたが、1週間後の6月2日金曜日にその宣言は否定された。パチャクティック運動はCONAIEの政治部門との扱いだ。

2日午前の記者会見でハイロ・カルティンクス(Jairo Cartincus)は、パチャクティックが「寡頭制に誘拐されている」として、先住民運動が候補者を提示するための条件が整っていないことからこの決定を下したと述べている。エクアドル・アマゾン先住民民族連合(Confederación de Nacionalidades Indígenas de la Amazonía Ecuatoriana:CONFENIAE)代表のマルロン・バルガス(Marlon Vargas)も、選挙プロセスに参加するための条件が整っていないことを改めて強調した。その理由のひとつは、国民議会議員のリストに「何よりも、2022年6月の国民的ストライキに反対していた人たち」、ラッソ政権に近かった議員が含まれていたことが挙げられる。

上述の通りイサは大統領選への立候補受諾と引き換えにいくつかの条件を出している。しかしそれが遵守されなかった。イサはパチャクティックの中で、これらのガイドラインが守られていないことを非難した。立候補の取り下げや権利擁護を支持する発言をさまざまな組織のリーダーがしている。

イサはこの決定はパチャクティックからの離脱を意味するものではないことを強調するとともに、辞退の理由を「先住民運動の闘いの中心で生まれ、国のすべての民衆セクターと連携している私たちの輝かしい運動をリードしてこなかった悪い要素を取り除く必要がある」。「我々はまだパチャクチック運動の内部を浄化しているところだ。それは候補者についてではなく、この国の変革のための政治運動についてだ」と締めくくった。

下院議員のリストの適合性をめぐって意見の相違があった。CONAIEは自らが定めた路線にそったパチャクティックの議会議員リストが作られることを条件とし、また、パチャクティックのリストに、昨年6月の抗議行動を支持した他の社会組織、例えばエクアドル福音的先住民・組織評議会(Feine)や農民・先住民・黒人組織全国連合(Fenocin)などから新しいアクターを選出するよう求めていた。しかし、これが聞き入れられなかった。また同指導者は、積極的な政治運動を展開し、自分たちの思想的政治プロジェクトに反する他の政党との提携は認めないと断言している。

イサが大統領選への出馬を辞退すると発表した1時間後にギジェルモ・ラッソ大統領もまた再選を目指さないと公言し、自身のTwitterにはピンで付されている状態だ。

https://twitter.com/LassoGuillermo/status/1664695723760185344

候補者登録の期限は6月10日だ。しかしその前に政党が予備選挙を実施し大統領候補を確定させる必要がある。最初の予備候補には、元大統領候補のヤク・ペレス(Yaku Pérez)、元議員のフェルナンド・ビジャビセンシオ(Fernando Villavicencio)、安全保障専門家のハン・トピック(Jan Topic)、元議員で実業家のダニエル・ノボア(Daniel Noboa)が含まれており、ラファエル・コレア(Rafael Correa)元大統領の政党市民革命(Revolución Ciudadana)はまだ大統領候補を擁立していない。

今回のMuerte cruzadaに関する別記事はこちらから。

参考資料:

1. El líder indígena Leonidas Iza declina ser candidato a Presidencia de Ecuador
2. Movimiento indígena retira la de Leonidas Iza para la presidencia

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