ペルー大統領選2021:ONPEによる結果更新中→カスティージョが当選か→カスティージョが勝利宣言

結果が気になるだろうからまず共有すると第一報で入ってきた情報は以下の通り。
ペルー時間 23:13、開票率42.030%においてはケイコが 52.905%、カスティージョが 47.095%で約6ポイントの開きが見られた。

◆00:18報告◆
60.386 %の開票率
ケイコ52.437 % 、カスティージョ47.563 % (差 4.874ポイント)

◆00:48報告◆
開票率67.220 %
ケイコが 52.475%、カスティージョが47.525% (差 4.95ポイント)

  

◆01:18報告◆
開票率72.578 %
ケイコが 52.319%、カスティージョが47.681% (差 4.638ポイント)

 

◆01:48報告◆
開票率76.507 %
ケイコが 51.943%、カスティージョが48.057% (差 3.886ポイント)

◆02:18報告◆
開票率79.467 %
ケイコが 51.523%、カスティージョが48.477% (差 3.046ポイント)

◆02:47報告◆
開票率81.892%
ケイコが 51.205%、カスティージョが48.795% (差 2.41ポイント)

◆03:18報告◆
開票率83.810%
ケイコが 51.014%、カスティージョが48.986% (差 2.028ポイント)

◆03:48報告◆
開票率85.157%
ケイコが 50.769%、カスティージョが49.231% (差 1.538ポイント)

◆04:18報告◆
開票率86.345%
ケイコが 50.586%、カスティージョが49.414% (差 1.172ポイント)

ドラマチック!目が離せない。

◆04:48報告◆
開票率87.528%
ケイコが 50.506%、カスティージョが49.494% (差 1.012ポイント)

◆05:18報告◆
開票率88.223%
ケイコが 50.420%、カスティージョが49.580% (差 0.84ポイント)

1ポイント切った!

◆05:48報告◆
開票率88.698%
ケイコが 50.353%、カスティージョが49.647% (差 0.706ポイント)

いやでももう、88%まできてますし。

◆06:18報告◆
開票率89.120%
ケイコが 50.321%、カスティージョが49.679% (差 0.642ポイント)

頭の中に歌が浮かんできた。「ドラマチックあげるよ」と。なんだか違和感を感じて調べたら橋本潮のそれは「ロマンチックあげるよ」がただしかった。

ロマンティックあげるよ
ロマンティックあげるよ
ホントの勇気 見せてくれたら
ロマンティックあげるよ
ロマンティックあげるよ
トキメク胸に きらきら光った
夢をあげるよ

むしろドラマチックにこの際置き換えてもいいのではないかとすら思えてきた。
追い上げが凄すぎて私のテンションもおかしくなってきたようだ。

◆06:47報告◆
開票率89.611%
ケイコが 50.271%、カスティージョが49.729% (差 0.542ポイント)

◆07:17報告◆
開票率90.047%
ケイコが 50.222%、カスティージョが49.778% (差 0.444ポイント)

ついに0.5ポイント以下の差となった。

◆07:48報告◆
開票率90.447%
ケイコが 50.203%、カスティージョが49.797% (差 0.406ポイント)

◆08:18報告◆
開票率90.733%
ケイコが 50.172%、カスティージョが49.828% (差 0.344ポイント)

流石にペルーの人々も起床してきた頃だと思うが、皆結果をどう見ているのだろうか。

◆08:53報告◆
開票率91.157%
ケイコが 50.127%、カスティージョが49.873% (差 0.254ポイント)
得票数は 8,310,588 と 8,268,422 で差は 42,166票

◆09:18報告◆
開票率91.362%
ケイコが 50.094%、カスティージョが49.906% (差 0.188ポイント)
ちなみに得票数は8,319,012と8,287,923で差は31,089票

一票の重さが伝わりすぎる。

◆09:48報告◆
開票率91.697%
ケイコが 50.078%、カスティージョが49.922% (差 0.156ポイント)
ちなみに得票数は8,339,898と8,314,072で差は25,826票

ここにはまだ海外に住むペルー人の全ての票が全然反映されていない。開票中というステータスの国もあろうが少なくとも我が国日本、在ペルー人が多そうな米国の結果がまだ加味されていない。データに基づかない無責任なコメントをすると、国外にいる人間はケイコを支援する傾向にあるように思う。国内にいる貧困層と比べればその多くはある程度の生活を送ることができていて切羽詰まってないようにも思うからだ。なお、開票結果の開示が行われている国の集計値にはなるが5大陸どこにおいても、ケイコが圧倒的勝利を収めている。

海外の状況を見ると開票率15.320 %で以下の通りだ。なお、カスティージョが勝ったのはロシアでの投票くらいだろうか。

ケイコ     64.798% 32,427票
カスティージョ    35.202% 17,622票

私がペルーに住んでいるペルー人で、もしカスティージョ支持するで、かつ最終最後カスティージョが海外に住むペルー人の投票数ゆえに負けたとしたならば、不満が募ること間違いなし。選挙とはそういうものだとは思いつつ、なぜ国内で暮らしていない人間によって国を左右されなければならないのかと。

◆10:17報告◆
開票率91.897%
ケイコが 50.050%、カスティージョが49.950% (差 0.1ポイント)
ちなみに得票数は8,349,503と8,332,813で差は16,690票

ペルー国内だけを見るとケイコが 50.004%、カスティージョが49.996% (差 0.08ポイント)で得票数は各々8,314,574と8,314,574の1,283票差である。

◆10:47報告◆
開票率92.140%
ケイコが 50.014%、カスティージョが49.986% (差 0.028ポイント)
ちなみに得票数は8,358,888と8,354,217で差は4,671票

ペルー国内 開票率95.192%
ケイコが 49.964%、カスティージョが50.036% (差 0.072ポイント)
得票数は各々8,320,066と8,331,975の11,909票の差

ついに国内はカスティージョが逆転した。

◆11:19報告◆
開票率92.620%
ケイコが 49.924%、カスティージョが50.076% (差 0.152ポイント)
ちなみに得票数は8,373,661と8,399,160で差は25,499票

全有権者における得票もカスティージョが上回った。

ペルー国内 開票率95.591%
ケイコが 49.869%、カスティージョが50.131% (差 0.262ポイント)
得票数は各々8,330,400と8,374,136の43,736票の差

Wikipediaの情報によると2020年のペルー移民は全世界に1,718,342人いる。移民数トップ6を挙げると米国 723,090人、スペイン 244,681人、チリ 235,165人、アルゼンチン 198,744人、イタリア 127,189人、そして日本60,065人だ。その次にもカナダ、フランス、ブラジルが続く。現在の集計にこれらの国々がおおよそ反映されていないことを思うとカスティージョも気が気でない、というよりも、負けているという意識が強いかもしれない。。

移民数1,700,000人、未集計80%全てがケイコに投じたとするならばその数は1,360,000(有権者でもないものを含む)となる。この全て分の差をカスティージョはあと国内4.5%で獲得することは不可能だから、最後の最後までドキドキは止まらないことだろう。ONPEにおける海外集計情報が正しいとするならば未だケイコが優勢なのだろう。

◆15:51報告◆
開票率93.840%
ケイコが 49.780%、カスティージョが50.220% (差 0.44ポイント)
ちなみに得票数は8,426,917と8,501,553で差は74,636票

ペルー国内 開票率96.793 %
ケイコが 49.724%、カスティージョが50.276% (差 0.552ポイント)
得票数は各々8,380,649と8,473,555の92,906票の差

国外の開票率は22.529%

なお、世界はカスティージョの当選を見越してか外国為替市場でペルーの通貨ソルはが売られだし、1米国ドル=3.94ソルと過去最安値を記録した。お伝えしている通り接戦の状態で、カスティージョが勝ったわけではない。海外票もまだまだ反映していない。

◆16:45報告◆
開票率94.138%
ケイコが 49.759%、カスティージョが50.241% (差 0.44ポイント)

得票数は8,441,414と8,523,267で差は74,636票

国内の開票率は97.056 %、海外は23.692 %

ONPEによると海外からの票はペルーに到着し次第開票とのことだが、いずれにしても大国の票が加算されていないのは薄気味悪い。ちなみに移民数の多いトップ6のうちアルゼンチンのみ開票が87.708%(集計中99.792 %)進んでいて、それ以外は全く反映されていない。それにしても手作業の集計は時間がかかる。2016年の投票も接戦極まりなかったが、その際も投開票から勝利宣言まで4日かかっていた。

◆17:18報告◆
開票率94.243%
ケイコが 49.741%、カスティージョが50.259% (差 0.518ポイント)
得票数は8,445,121と8,532,945で差は87,824票

国内の開票率は97.165%、海外は23.692 %(変わらず)

ウアチョコルパ(Huachocolpa)からの地方票が届いた。こうやって護衛がつきながら運ばれるんだな。本当に大変。選管の人々は寝ずに働いて、危険とも隣り合わせで。尚更に一票の重さが感じられる。

◆17:18報告◆
開票率94.279%
ケイコが 49.736%、カスティージョが50.264% (差 0.528ポイント)
得票数は8,446,117と8,535,849で差は89,732票

国内の開票率は97.203%、海外は23.692 %(変わらず)

◆18:18報告◆
開票率94.279%
ケイコが 49.733%、カスティージョが50.267% (差 0.534ポイント)
得票数は8,445,841と8,536,365で差は90,524票

ケイコの得票数が減った気がするが。なぜだろう。

国内の開票率は97.214%、海外は23.692 %(変わらず)

◆18:48報告◆
開票率94.402%
ケイコが 49.735%、カスティージョが50.265% (差 0.53ポイント)
得票数は8,453,225と8,543,145で差は89,920票

あまり動きがないことから、1時間毎の更新にしようとしたが、差がまた縮まったこともあり共有をしておこう。国外票による影響ではないようだ。

国内の開票率は97.330%、海外は23.692 %(変わらず)

◆20:18報告◆
開票率94.679%
ケイコが 49.726%、カスティージョが50.274% (差 0.548ポイント)
得票数は8,467,081と8,560,232で差は93,151票

◆21:19報告◆
開票率94.679%
ケイコが 49.720%、カスティージョが50.280% (差 0.56ポイント)
得票数は8,475,838と8,571,378で差は95,540票

正当に開票は行われている。

 

6月8日

◆01:48報告◆ 
開票率94.916%
ケイコが 49.712%、カスティージョが50.288% (差 0.576ポイント)
得票数は8,477,697と8,575,829で差は98,132票 
国外票の開票率は28.779 %  ペルー国民にいる人々はどちらかというと、もう待ちの姿勢なのだろうな。
 
なお、案の定ケイコが物言いをつけた。Perú Libreが開票不正をし、その証拠を入手したとし、国民に#FraudeEnMesaというタグをつけて動画を共有するよう呼びかけている。
 
ラテンアメリカにおいては、開票にあたり特定票単位(例えば100票)にまとめ、アクタとして数えるのが一般的だ。
なお、どちらの支持者か、さらにどのような内容かという発表はないが、昨日夕方までに148件の不正が発覚しているようだ。
 
この動画はあまりにもヤラセっぽいがどうなのだろうか。

色々な情報が出てくるかもしれないが、冷静に、冷静に。まだ、開票作業は続いている。
国外票の開票率は見えない。サーバ負荷が高いのかONPEのページが表示されなくなったため。リソース増強してほしい。

◆06:49報告◆ 
開票率95.255%
ケイコが 49.746%、カスティージョが50.254% (差 0.508ポイント)
得票数は8,497,312と8,584,187で差は86,875票 

海外票の開票が順次開始されている模様。1番の移住国である米国も約40%が開票され、案の定ケイコへの圧倒的なる支持が見て取れる(80%の人間が支持)。これは米国に限らず他の国にも同じことが言えがペルー国内にいない人の力、それも貧困層でもない人々からのこれらの力で、国内の民意がかき消されてしまうのだとしたら、本当に可哀想で切なく思う。なお国内の開票はほぼ終了しており、カスティージョが僅差勝っている。

 

サーバが繋がらないと言ったのは、私のミスでいつの間にか速報のURLが変わっていたようだ。変えたんだったら公式サイトのリンクも変えておいてよね、と思うも、こればかりは仕方ない。
新開票結果ページ:https://www.resultadossep.eleccionesgenerales2021.pe/SEP2021/EleccionesPresidenciales/RePres/T

◆07:52報告◆ 
開票率95.432%
ケイコが 49.745%、カスティージョが50.255% (差 0.51ポイント)
得票数は8,505,270と8,592,527で差は87,257票 

現時点でわかっている(開票されている)海外での支持率はケイコ66.744%、カスティージョ33.25%だ。これから米国、ヨーロッパ、日本をはじめ、よりケイコ支持が強そうな(個人的見解)国の開票が進めば見える景色も変わってこよう。

◆08:24報告◆ 
開票率95.591%
ケイコが 49.745%、カスティージョが50.244% (差 0.488ポイント)
得票数は8,511,833と8,595,421で差は83,588票 

海外票の開票率は43.837 %、海外支持率はケイコ66.924%、カスティージョ33.076%だ。

唯一残っていたマヌ(Manú)州フィッツカッラルド(Fitzcarrald)からのアクタが届く。これで全ての地域の選挙資料の回収が終わったこととなる。

マヌ州と言えばマヌ国立公園。それはマードレ・デ・ディオス(Madre de Dios)県やクスコ県にまたがるペルー最大の国立公園だ。ジャングルでアクセスがしづらいこともあり、保護される以前から開発などで荒らされることなく残っている自然豊かな場所である。ユネスコは生物圏保護区とし1977年に、1987年には世界遺産リストにも登録した。

ここでは植物種は全体で15,000、北米の全野鳥種に匹敵しうる800種以上もの鳥類が見られるという。ここでは先住民マチゲンガ(Matsigenga)たちの小集落群のみが定住しているというから、彼らの声が表として届いたということになろう。

◆15:48報告◆ 
開票率96.452%
ケイコが 49.759%、カスティージョが50.241% (差 0.482ポイント)
得票数は8,511,833と8,641,358で差は82,795票 

海外票の開票率は56.860 %、海外支持率はケイコ66.194%、カスティージョ33.806%だ。

ONPEはアクタのカウントにあたって、それに所属する票が何を支持しているのかなど注意深く観察し、時に討議する。争議票(疑問票、VOTO IMPUGNADO)は記録され、後々の参考資料としている。すでに483 件の争議票があることは確認されているが、ONPEによるとそれは全体の投票数からするとわずかであり、結果に影響を出さないとしている。ペルーに限らず、投票に当たっては適切に自分の票が扱われるためにも、読みやすい文字で漢字間違えなどすることなく書くなど、心配りも必要かもしれない。

 

もちろん開票途中経過ではあるけれど、海外票の状態。ヨーロッパにおいては、おおよそペルー国内と同じような状態。

 

アジア。アメリカ大陸より各候補者同士の差が大きい。カスティージョは約7%の支持。この結果は在日ペルー人の結果そのもの。事実アジアにおけるケイコ支持者6700名中6100名が在日ペルー人による。

世界どこを見ても、数千人規模の有権者を有する国でここまでの開きがある国はない。ペルー人コミュニティの影響が強い気もしているが、アルベルト・フジモリによる影響もいまだあるのか。

2021の選挙はどちらを大統領にしたくないかで選ぶ事になる選挙と言われてい流。だからと言って、選ばれた大統領は最悪である必要もない。どちらの支持者でもないが、いずれにしても大統領には国、国民のことを真剣に考えてほしいと願うばかりである。人権尊重、汚職慣習壊滅、サステイナビリティを加味した経済運営、平等なる医療アクセスなど忘れないでほしい。

なお、アフリカ、オセアニア地区の票カウントは終了している。

◆21:00報告◆ 
開票率96.869%
ケイコが 49.672%、カスティージョが50.328% (差 0.656ポイント)
得票数は8,574,174と8,687,367で差は113,193票 

海外票の開票に関しては情報のアップデートなし。ただし・・・

Twitterでは
>>Nooooooo, no quiero de presidente al socialismo y comunismo!!!!! Vamos a morir
と悲観的になっている人もいれば、「海外勢、手強い、やるな」と言う呟きが出てきた。

なぜならペドロ・カスティージョが8日夜勝利宣言をしたからだ。ONPEはカスティージョが大統領に当選したとはもちろんまだ発表していない。

しつこいが、どっちが大統領になってもみんなが幸せになれるようなポイントを見つけながら国を運営していってほしい。

 

6月9日

◆01:21報告◆ 
開票率97.964%
ケイコが 49.759%、カスティージョが50.241% (差 0.482ポイント)
得票数は8,641,633と8,725,300で差は83,667票 

海外票の開票率は80.058 %、海外支持率はケイコ66.243%(178,666票)、カスティージョ33.757%(91,049票)
海外の有権者が少ないのか、投票したのが少ないのか、その点は驚いている。

◆05:25報告◆ 
カスティージョによる勝利宣言から一夜明けたが、引き続きみんなの票を見ていこう。

開票率98.338%
ケイコが 49.794%、カスティージョが50.206% (差 0.412ポイント)
得票数は8,663,684と8,735,448で差は71,764票 

海外票の開票率は89.477 %、集計には全票着手されている(ACTAS PROCESADAS: 100.000 %)海外支持率はケイコ66.482%(200,717票)、カスティージョ33.518%(101,197票)

海外勢はどの国もケイコ支持者が多いのかと思っていたら、ヨーロッパの3国(ロシア、スウェーデン、ノルウェー)におけるそれはカスティージョ支持が多かった。フランスなどではそのような傾向に出るかと思っていたが、現在はケイコが優位だ。

08:24に最後のアクタがマヌ州から届いたと記載したが、ペルー国内の投票着手率が99.787 %であることから、まだ届いていない地域もあるのかもしれないと思えてきた。数時間前にまだ国境付近のアクタが届いていないとの記載もTwitterであった。まだまだ開票・集計作業は続く。

◆19:23報告◆ 
開票率98.919%
ケイコが 49.784%、カスティージョが50.216% (差 0.432ポイント)
得票数は8,704,585と8,780,066で差は75,481票 

海外票の開票率は90.407 %
ケイコが 66.534%(202,702票)、カスティージョが33.466%(101,959票)

◆21:48報告◆ 
開票率99.111%、開票プロセス中は99.998%
ケイコが 49.795%、カスティージョが50.205% (差 0.41ポイント)
得票数は8,718,785と8,790,550で差は71,765票 

海外票の開票率は100.000%で、全て集計された。
ケイコが 66.604%(205,114票)、カスティージョが33.396%(102,848票)

開票率100%まであとちょっと。頑張れ、ONPE。

6月10日

◆10:18報告◆ 
開票率99.136%、開票プロセス中は99.998%
ケイコが 49.796%、カスティージョが50.204% (差 0.408ポイント)
得票数は8,720,633と8,792,088で差は71,455票 

ちょっとずつ、ちょっとずつ進行しているそんな感じだ。
現在選挙裁判所(JNE)からの審議待ちは745件で、残りの0.02%が大変だ。力技で進められるようなものでもない。

◆18:20報告◆ 
集計率99.347%(開票率100.000%)
ケイコが 49.810%、カスティージョが50.190% (差 0.38ポイント)
得票数は8,740,491と8,807,249で差は66,758票 

ついに開票率が100%。ただし、JNEが565のアクタを確認中。ゆえにまだどちらが大統領になったかの発表はない。

6月11日

◆17:42報告◆ 
集計率99.593%(開票率100.000%)
ケイコが 49.829%、カスティージョが50.171% (差 0.342ポイント)
得票数は8,759,531と8,819,814で差は60,284票 

昨日と比べると6,000票その差が縮まった。開票率100%となったからもうおしまいではなく、最後まで見る。JNE調査も残り352アクタ。これにケイコからのクレームにより確認し直さねばならないアクタは含まれていない。

そう言えば本日Ipsosが選挙選結果と彼らが取ったアンケートとの差に関する分析を出した。定評通りかなり調査結果の精度が高い。

6月12日

◆16:40報告◆ 
集計率99.890%(開票率100.000%)
ケイコが 49.855%、カスティージョが50.145% (差 0.29ポイント)
得票数は8,779,709と8,830,647で差は50,938票

本当は定点観測的に同じ時間帯で見ればいいのだろうけれど、残念ながらそのような緻密さが私にはない。許されたし。

JNE調査も残り95アクタ。95枚のうちVotos Impugnados(疑問票)が含まれるのが71枚と圧倒的に多い。

差が0.3ポイントを切り、票差も51,000票。ますます2016年の選挙が思い出された。ケイコの「不正」という言葉の連呼もそうだが、その結果もまた然り。最終結果とは少し異なるかもしれないが当時の情報も載せておこう。この時点でケイコは負けを認めた模様。

開票率:100%  集計率(確認なし):99,77%   173アクトが争議票
クチンスキ(Pedro Pablo Kuczynski)50,12%、ケイコ 49,88% 
私の目が正しければ疑いようもないデジャブ。

6月13日

◆16:53報告◆ 
集計率99.935%(開票率100.000%)
ケイコが 49.860%、カスティージョが50.140% (差 0.28ポイント)
得票数は8,783,765と8,833,185で差は49,420票

JNE調査も残り56アクタ。朝と変更なし。

ONPEがACTAS PROCESADASとACTAS CONTABILIZADASの違いを教えてくれているので今更ではあるが、それを紹介しておく。

https://twitter.com/ONPE_oficial/status/1402633299672117248

得票の不正に関してONPEはTwitterなどを通じて一つ一つ応えている。苦労は計り知れない。蔓延るフェイクニュース。

6月14日

◆17:51報告◆ 
集計率99.953%(開票率100.000%)
ケイコが49.863%、カスティージョが50.137% (差 0.274ポイント)
得票数は8,785,524と8,833,744で差は48,220票

JNE調査も残り41アクタ。

6月15日

◆15:19報告◆ 
集計率100.000%(開票率100.000%)
ケイコが49.875%、カスティージョが50.125% (差 0.25ポイント)
得票数は8,791,521と8,835,579で差は44,058票

JNEによる調査も全て終わった。ケイコは未だ選挙結果を受け入れていない。

 

Twitterのタイムラインでは引き続きファクトチェックの情報などが流れている。各投票所のアクタはONPEのホームページから確認することができる。

ONPEのTwitterタイムライン

 

 

参考資料:

1. Elecciones 2021: Keiko Fujimori denuncia “indicios de fraude en la mesa” en la segunda vuelta electoral
2. Actas impugnadas, actas observadas y actas con votos impugnados: Claves para entender el proceso electoral
3. Keiko Fujimori: descartan fraude en conteo de votos de la ONPE
4. Elecciones en Perú: Keiko Fujimori acepta la victoria de Pedro Pablo Kuczynski

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