ベトナム政府の政策により日本を含む23の国籍を有するものは、特定期間ビザの取得をすることなしでベトナムへの渡航が認められている。これらの国の人からするとビザの取得は、長期滞在や特定のミッション(商業など)を持っての滞在とならない限りは無縁のように写るかもしれない。
ビザ免除プログラム、それは23カ国の人間に与えられた特権のように見えるかもしれない。ただ、ルールを知らないと入国を拒否されることもあるので注意が必要だ。
旅行でビザを求められる可能性が高い理由の1つにビザ免除期間を超えての長期滞在がある。長期滞在は想像に難くないが、意外な盲点となるのがもう一方の短期間における複数回入国である。
同一国への入国…それは出たり入ったりしながらその国における滞在期間を延ばしていくというパターン以外にも実はある。その代表選手はトランジットによる入国である。
ベトナムの様に食事も美味しく市内と空港が近い地域では特に出会う事象で、私の場合はインドのニューデリーを経由した第三国への入出国でこのパターンによく出会う。ちなみに、ベトナムの場合は最初の訪問から30日以内の入国の場合はこれに該当し、2回目の滞在のためにVISAが必要になるというわけである。
そんな時のために今回、2017年2月1日に新しく導入された電子ビザ(E-VISA)制度をご紹介しておこう。今回の制度では40カ国の国民が本システムの利用対象者となる。各々の国の詳細は下記の表を参照いただきたいが、25米ドルを支払うと30日間有効なビザが紹介状なしにオンラインで取得可能と言うから随分と楽になったものだと感心してしまう。
申請から承認までの手続きは3日程度は要すると言うからベトナムへ到着して「あっ、忘れた!」では済まされない。そのためベトナムへの渡航が決まったら忘れずに取得しておく必要があるだろう。
ビザが取れればその後はいたって簡単。次の渡航先のフライトチケットとパスポート、そしてプリントアウトしたビザを入国時に審査官に渡せばいいだけ。なおE-visaの受け入れは ねっ、ほら簡単でしょ?
是非素敵な国ベトナムでの滞在を何度でも長期間楽しんでみてほしい。
E-VISA取得対象国
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アルメニア
アゼルバイジャン
ベラルーシ
ブルネイ
ブルガリア
チリ
コロンビア
キューバ
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チェコ
デンマーク
フィンランド
フランス
ドイツ
ギリシア
ハンガリー
アイルランド
イタリア
日本
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カザフスタン
ルクセンブルグ
モンゴル
ミャンマー
ノルウェー
パナマ
ペルー
フィリピン
ポーランド
ルーマニア
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ロシア
スロバキア
韓国
スペイン
スウェーデン
東ティモール
イギリス
アメリカ合衆国
ウルグアイ
ベネズエラ
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※中国の方であっても、ePassport保有者はE-visaの申請はできません。
※本情報は2017年2月1日の情報に基づきます。制度は変わる可能性がありますので必ず渡航前には外務省などのホームページを確認いただけますようお願いします。
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