熱海伊豆山地区の山津波被害と動物保護支援について

7月3日10時半、静岡県熱海市伊豆山で起きた土砂崩れは何らかの理由でなされた盛土が原因の可能性がある。土砂崩落が起きた逢初川の最上流部付近に約5.4万立方メートルの盛り土がされていた。

あまり聞きなれない「山津波」とも呼ばれる土石流は、大雨などにより山腹が崩れて一時的に水溜りができ、それが崩壊して一気に津波のように土砂が激しく押し寄せてくる現象のことを言う。世界でも知られるTSUNAMIは海だけのものではない。山にもあるのだ。

気象庁は熱海市網代にある観測地点では3日午後2時半までの48時間降水量が320.5ミリを観測したことを発表した。平年降水量が242.5ミリなことを思うと、その雨量がどれほどのものかわかるだろう。なお、1976年の観測開始以来、7月としては史上最大の降水量となる。

警察や消防のほか、静岡県知事の災害派遣要請を受けて防衛省が派遣した、自衛隊員など二次災害に警戒しながら1100名規模で操作をしているが、土砂の撤去作業などが難航しており、行方不明者の救出も遅れている。

停滞する梅雨前線に暖かく湿った空気が流れ込み、静岡県、神奈川県などで7月1日から3日は朝から激しい雨が降っていた。日本気象協会は

2~3日かけて10~20mm程度の長雨が続いたときは、避難のきっかけがつかみにくいという性質があります。しかし、長時間の雨で地盤が緩んでいると、時間40mmといったやや強い雨が降っただけでもそれが土砂災害の引き金になることがあります。長時間雨が続いていて、自治体から避難情報が出ているときは、油断せずに避難を続けるよう

警告した。

 

毎日降り続く雨を抱え込むことができなくなった幅約100メートルに渡る約10万立方メートルの土地は崩れ落ちた。不幸にも逢初川とそれが合流することで被害を甚大化させた。市や県によると、流出面積は約12万平方メートルで、流された家屋は少なくとも130にも及ぶ。

小中学校や福祉センターなど当初市内では10カ所が避難所になったが、現在はホテルの協力もあり、避難者はシャワーを使えたり携帯を充電できたりと、少しは安心した生活を送れているようだ。

行方不明者の捜索は引き続き行われている。ペットたちも一部は飼い主とともに避難ができているようだが、逃げ出したものの捜索、一緒に避難できていないもの野良犬・野良猫たちの保護はボランティアによってサポートされている。消耗品等不足しており、協力いただける方にはぜひ支援などをお願いしたい。

https://twitter.com/atami_kusunoki/status/1411993112382038028

 

ご協力いただける方はこちらのページをご参照いただくか、下記団体へ送っていただければ幸いである。送付先は毎日譲渡会猫ハウスTemple Cat(詳細の記事はこちら)だが、犬用の物資も今は募集している。

 

支援物資:
・キャットフード(ドライ又はウェット)
・ドッグフード(ドライ又はウェット)
・ペットシーツ(ワイドサイズ) ※その他のサイズでも構いません。
・バスタオル ※洗濯済みであれば中古で構いません。
・洗濯ネット(大サイズ)
・吊り下げタイプの飲み水入れ
・ウェットティッシュ(大判厚手)

物資送付先:
TempleCat宛
郵便番号:413-0019 
住所:静岡県熱海市咲見町4-40 
電話:0557-28-0126

 

資金の支援先:
ゆうちょ銀行 二三八支店
普通     1119510
アタミティーエヌアールノカイ

 

参考資料:

1. 発生源に5・4万立方メートルの盛り土、崩れたか 熱海土石流
2. 熱海市の土石流災害 解析雨量から分析 土石流発生の可能性は広い範囲にあった

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