日本:動物愛護のための法律と保護動物への支援方法

皆さんは日本国内だけでも毎年何頭の動物が殺処分にあっているかご存知でしょうか。そもそも殺処分をご存知ですか。それは保健所や動物愛護センターに収容された動物の命を「人間の意志」によって断つことです。その数は犬5,635匹、猫27,108匹です。(2019年度 )

日本での殺処分数は年々減少傾向にあるのは一見すると喜ばしいことであります。事実、ボランティア団体や個人の努力が実を結び新しい飼い主とのマッチングが進んでいます。

一方動物愛護法(35条1項)、動物愛護法施行規則(21条2項)の改訂により、保健所などがブリーダーやペットショップからの持ち込間れる動物の受け取りを拒否できるようになりました。結果として殺処分数が減った「ように見える」と言うのも現実なのではないかと思います。

それら引き取られなかった動物たちはどこに行ってしまうのでしょう。悪質なブリーダーの元にいた年老いた繁殖動物、疾患を抱えた動物はどこに行ってしまったのでしょう。店頭で展示された子犬、子猫は「売れ残ったら」どうなるのでしょう。餌代は経費であり、売れ残りに対してそれらの経費を使うでしょうか。

ブリーダー崩壊、残念ながらよく耳にすることです。50匹住んでいるとの情報が実際には100匹以上いた、200匹がひどい環境の中で暮らし(山の中だったりするので近隣が気づかないことも多くあります)、死体はそのまま、共食い、皮膚病を持っているそんなのは稀な話ではありません。繰り返しますが、ブリーダー崩壊、多頭崩壊は非常でも例外でもないのです。

なお元ペットショップ店員に聞いたところでは、死亡した動物は冷凍庫に入れ補完するそうです。これは都度都度処分していたらコストがかかることによります。ちなみにその冷蔵庫には人用の食物も入っており、日常的に利用しているようです。もちろん、このようなショップばかりではないと思いますが、私はこのようなショップやブリーダーこそに目を向けてほしいいと思うのです。極端すぎることを言うつもりはありませんが、動物だって命を持っており、また、ぞんざいに扱われるべきものではなもないと考えます。

 

流通を通じて失う命も数万と、信じられないほどの数字にのぼります。その数は2万ともそれ以上とも言われます。この数字は上記のようなセンターに収容されるものは含まれていません。

別の機会に日本における現状を伝える機会を持つとして、ここではそのようなボランティア団体の力に少しでもなれればと、皆さんへの協力を依頼するものです。

 

動物の命を救うためのアクションは、動物を飼うことだけではありません。保護動物のことをちょっと考える、保護動物を扱う団体に支援物資を送る、ボランティア活動をしてみるなど多岐にわたります。

各団体ともにペットフードやペット砂、ペットシーツなど日常的に使うものを必要としています。

そのため『Amazonほしい物リスト』を以下の通り公開させて頂き、関心、賛同をいただける方に是非ご協力をいただきたく、依頼する次第です。リンクには団体が欲しているものを掲載しています。なお物資は直送でボランティア団体へ届けられます。

どうぞよろしくお願いします。

 

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