台北から電車に揺られること1時間、豊かな自然の中に世界6大猫スポット「猴硐(ホウトン)猫村」がある。台湾では比較的多くの猫を見にするが、この駅では桁違い。この小さな村に来れば必ずと言っていいほど可愛い猫たちに出会うことができる。
猴硐はかつて日本統治時代に炭鉱の町として栄えた村だった。一方炭鉱閉鎖後は人口の急激な減少とともに、村はその輝きを失っていった。
実はこの炭鉱とこそが、猴硐を今の姿にしたと言っても過言ではないのである。それというのも、当時人々は炭鉱の坑道の木製の梁や柱を食い荒らすネズミに苦慮しており、その駆除を目的に猫を飼いだしたという経緯があるからだ。猫と住民は常に密接に暮らし、猫が生活には必要だったのである。
猫愛好家有志による「猫との共生で猴硐は最も美しい」をスローガンとする活動(2009年10月31日スタート)の結果、この土地は猫村として注目されるようになり、再びかつての賑わいを取り戻したのだった。
猴硐猫村へのバーチャル・ツアーはこちらから
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住所
最寄駅
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新北市瑞芳區光復里柴寮路70號
台鉄「猴硐」駅。「猫村」に行くには駅直結(右側)の猫橋を渡る。
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