旅をするのに必要最低限なものは何だろうか。パスポート、クレジットカード、スマートフォン、航空券(もはやスマートフォンの中にある)、バックパック、洋服、カメラ、そして自分自身といったところだろうか。究極的に言えば、自分と金とパスポートさえあれば十分である。
とはいえ、真っ青な海でのダイビング、大砂漠をラクダで横断すること、紅葉が盛りの山をトレッキングすること、アマゾン川でピラニアと並泳を楽しむことなどを考えると、適切な服装や歩きやすい靴も必要となる。また、それらのアドベンチャーは想像以上に髪や肌に負担をかけるため、使い慣れた化粧品も持参すべきである。
旅先に持っていくべきものが、万一そこでお世話になった人や友人へのプレゼントにもなるなら、さらに嬉しいことだろう。昔からそのようなものを探していたが、ついに出会ったのがこれ、フェイスマスクである。このフェイスマスクはただのマスクではない。ひとたび顔に重ねれば、誰もが一瞬で歌舞伎役者に変身できるのだ。実用的であるだけでなく、男女問わず使え、何より日本らしさが感じられる。まさに、アイディアが生み出した傑作と言えるだろう。
実はこれ、G7伊勢志摩サミット2016でお土産として選ばれた実績がある商品で、これをプレゼントして大うけしなかったことは一度もない。元々は歌舞伎フェイスパックとして注目を浴びたが、最近ではビジネスの幅を広げ、ハリウッド映画のヒーローや、誰もが知っているアニメキャラクターのフェイスパックも登場してきている。これもまた、興味深い進化だ。
ちなみに、歌舞伎フェイスパック自体は、実際の歌舞伎役者が監修しているため、現実のものに非常に近い。そして、リッチな美容成分が肌をしっとりと保湿してくれるので、私個人としても非常に満足度が高い。まさに実用性と日本文化が融合した、素晴らしい商品である。
最近では、一部の店頭で新しい取り組みが始まっている。その取り組みとは、店頭のiPadに顔を近づけると、フェイスパックをしたときのイメージを確認できるというものだ。実際には大きく異なることもあるが、若干自分の顔に恐怖を覚えることもある。その中には、ドラえもんやチョッパー、ミニオンといったキャラクターのフェイスパックもあって、結果的にちょっとした笑いが生まれる。
面白い試みだと思うが、実際に自分の顔がキャラクターと融合した姿を見たときの衝撃は、正直なところ少し怖いものもある。それでも、こうした体験が日常に楽しさや驚きを加えてくれるのは間違いない。
是非友人が好きなキャラクターのフェイスパックをプレゼントしてみたらいかがだろうか。
詳細は一心堂本舗 東京ソラマチ店(現在)のホームページをご覧ください。
お買物は店頭以外にも彼オフィシャルストアやamazonからもできます。
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