(Photo:EFE)
エクアドルの総選挙まで1週間を切ったところで、大統領のダニエル・ノボア(Daniel Noboa)は「武装グループによる不安定化の試み」を非難し、「国境を即時に軍事化」し、コロンビアおよびペルーとの国境における安全対策を強化するよう指示した。
ノボアは、エクアドルで衝撃を与えた新たな暴力事件、たとえば、サンタ・エレナの地域で母親が殺害された際に赤ちゃんがハイハイしているところを発見された事件などの後に、この驚くべき発表をソーシャルメディア上で行った。
さらに、選挙キャンペーン終了のわずか3日前に、大統領はエクアドルで「2月8日(土)から2月10日(月)まで」国境を閉鎖することを発表した。つまり、総選挙の前日から翌日までである。
ノボアが支持したのは以下であり、武装グループによる不安定化の試みを受けて、2月8日から2月10日まで国境が閉鎖される予定である:
1) 港を即時に軍事化
2) 北部および南部国境での軍事的存在を強化
エクアドル国民は2月9日に新しい大統領、議員、アンデス議員を選ぶために投票所に行く。これらの選挙で、ノボアは再選を目指している。
軍と警察は、元副大統領で汚職による二重の有罪判決を受けているホルヘ・グラスが収監されているグアヤキルの最高警備刑務所「ラ・ロカ」などの刑務所の安全も強化している。
政府は1月3日から、犯罪の敵対行為が増加しているため、エクアドルの7つの県と3つのカントン(キトを含む)で60日間の非常事態を宣言している。
参考資料:
1. Daniel Noboa ordena militarizar puertos y anuncia cierre de fronteras del 8 al 10 de febrero de 2025
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