中国:上野動物園生まれのシャンシャン、中国2日目の様子

(Photo by yuki_alm_misa

シャンシャンが中国に行ってからというもの何か心にポッカリと穴が開いている気がする、そう思っている人間は少なくないはずである。シャンシャンの状況を知ろうにも、動物検疫の関係で1ヶ月間隔離中というのが実情だ。

昨日は長旅だった。何はともあれゆっくり休み、ストレスなく過ごしてくれればと思う次第である。

 

みんなの心配を感じ取ってか、上野動物園はシャンシャン情報を頻繁に更新してくれている。

  

 

 

シャンシャンに関する引き継ぎも順次行われており、また、繁殖センターではシャンシャンの情報が適宜アップされてきている。まずは1ヶ月の我慢である。

 

シャンシャン、出発日の様子やシャンシャンが住むセンター情報はこちらを参照のこと。

シャンシャンが中国に行ったのは、両親パンダを中国から借りていることによる。そのため生まれた子どもの所有権は中国となる。翌日22日にも中国から貸与されているパンダ3頭が、和歌山県のアドベンチャーワールドから中国に帰国した。シャンシャンの渡中に際し在日中国大使館は、「最もかわいい『友情の使者』に感謝する」と述べるとともに、日本社会に広く友情と親善を届け、両国の人々の心を結びつけてきたと述べている。中国外務省の王文斌報道官もシャンシャンは日中両国が行ってきたジャイアントパンダの保護に関する共同研究の成果であり、両国はこの研究を継続していくと述べた。

 

リアル・シャンシャンに会えるのは上述の通り少なくとも1ヶ月後となる。

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