ペルー大統領選2021:ペドロ・カスティージョが勝利宣言

未だONPEによる開票は続いている。一方でPerú Libreのカスティージョが勝利宣言をした。最後の最後まで、わからなかった。今でも本当に勝ったのか、もうひっくり返ることは本当にないのか、とすら思えるほどだ。

開票が97.8%、ケイコ・フジモリとの差は84,000票あった。ケイコ支持に貢献した海外票もこの差を覆すのは、なかなか難しいようだった。と言うのも、ONPEにより続けられている集計の残り票はおおよそカスティージョを支持するものと分かっているからだ。なぜなら、国内票は都市部が先に行われ、後にカスティージョの支持基盤地方や周辺、離れた地域が続いていくからだ。

カスティージョは国を良くすることを目的とし、財界人とのコミュニケーションを開始しているという。強行に打ち出してきた公約も、国民みんなのハッピー指数が少しでもあがるように修正されるかもしれない。

 

ONPEは集計のみならず、技術的な誤りがないか、未確定票の精査なども含め続ける。その数は約1,337件に及ぶという。故に、公式発表にはまだまだ時間がかかる。ONPEは引き続き開票作業を続けねばならないし、全国選挙審議会(JNE)は両陣営から出手くるだろう異議申し立て処理せねばならない。その後公式なる結果発表が行われることになるからだ。

米州諸国機構(OEA 、本部ワシントン)はONPEへ賞賛を示した。その反面ケイコはカスティージョ陣営による選挙不正があったと、その「証拠がある」と言う言葉とは裏腹に、証拠を提示することなく激しく主張している。5年前のデジャブだ。ペドロ・パブロ・クチンスキ(Pedro Pablo Kuczynski Godard)との戦いにケイコが敗れた時も彼女はそうだった。

 

Perú Libreはこれで選挙が終わったと祝賀気分に移れない事は重々承知だ。Fuerza Popularやその支持者による不正の可能性を排除しなくてはならないからだ。カスティージョは保守陣営の挑発に乗らないように呼びかけるとともに、そのような不正を防ぐためにも自身の党本部から目と鼻の先にある選挙事務所を昼夜監視するよう訴えた。

上述の通り公式なる発表にはまだ時間がかかる。そのため勝利宣言は宣言として一旦受け止めよう。そして最後まで票の行方を見守ることとしよう。一票はその人の気持ちであり、何よりも重いのだから。

カスティージョはこのイベントの中で何度も繰り返す。民主主義と現在の憲法を尊重する、そんな政府を作る。財政や経済が安定するような政府を目指すと。

 

参考資料:

1. Castillo se proclama ya vencedor de las elecciones aunque el recuento aún no ha terminado
2. Castillo se presenta como vencedor en Perú antes de que el conteo oficial termine: “El pueblo ha hablado”
3. El izquierdista Pedro Castillo dice tener el recuento oficial que lo da ganador de las elecciones en Perú

No Comments

Leave a Comment

CAPTCHA