ペルー大統領選2021 : 市民宣言に署名

大統領選の決選投票に先駆けペドロ・カスティージョ、ケイコ・フジモリは5月11日市民宣言(Proclama Ciudadana)に署名した。この署名は民主制を約束するもので、カトリック司教会議と福音教会連合によって発表された

フエルザ・ポピュラーの指導者であるケイコは、出演していたTVプログラム「パノラマ」の中で、そして、カスティージョはイキトスでの選挙キャンペーン中に署名した。カスティージョは署名に際して、市民との約束は市民の前で行われるべきで、腐敗に繋がりやすいTV番組内で署名するものではない(※)とした。

本市民宣言では、民主主義、人権および制度の尊重・遵守を12のポイントから問うている。EL COMERCIOによると、このポイントの中には今までカスティージョが発していた声明と矛盾する点も含まれているという。例えば、によると制度の観点においていうと治安判事が国民によって選出されるように憲法裁判所を非アクティブ化するとしていたり(治安判事が大規模な腐敗を擁護していることが理由としている)、SutranやUrban Transport Authorityなどの機関を非アクティブ化し、輸送業者が直接参加する新しい輸送モデルを確立すると言っていることだ。その他にもいくつかあるとした。(詳細は参考資料確認のこと)

なおこのような点を突かれ、カスティージョは大規模な告発のキャンペーンを過去何度も打たれている。5月9日のJuntos por el Perúとの調印時に提示した「ペルー国民へのコミットメント」でもそれを打ち消すためのメッセージアウトをしているが、それに加えこの約束をしたこととなる。

国民との約束であり、法律で縛られるものはないというものの、大統領就任後宣言に違反すれば弾劾されることになろう。選挙結果とともに、約束がしっかりと守られていくのかを見ていく必要があるだろう。

なお、本宣言においても、大統領職の続投はしないこともうたわれている。

 

なお言論の自由の観点からWorld Press Freedom Index世界報道自由度ランキングを共有しておこう。ペルーは世界において91位(2021年)のオレンジ色だ。(日本も67位のオレンジ)

(※)カスティージョの言葉。”Los compromisos por la democracia no se firman en un set de las televisoras que están inclinadas a la gran corrupción, los compromisos del pueblo se firman ante el pueblo”

 

本市民宣言に賛同したい方は、こちら(Change.org)で署名可能。
宣言全文は以下参照。

 

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