二酸化炭素の排出量を削減することは、次の世代にこの美しい地球を引き継ぐために、必ず実施しなければならない重要な課題である。
急速な経済成長に伴いエネルギー消費量が増大し、結果として温室効果ガスを大量に排出している開発途上国が、地球温暖化の元凶であるかのように扱われる風潮には、私は疑問を感じる。
日本もまた数十年前に同様の道を歩んできたことを踏まえれば、それらの国々を非難するのではなく、これまでの経済活動を通じて培ってきた技術やノウハウを共有し、よりクリーンな発展を支援すべきではないだろうか。
さらに、地球規模の社会課題への取り組みは、先進国と途上国という単純な枠組みだけで語れるものではなく、各国が同時並行で責任を果たしていくべきであることも忘れてはならない。
例えばキューバを見てみよう。
私の大好きなキューバ 。そして、いまだ負のステレオタイプを持って語られることが多いキューバ 。テクノロジーは存在せず、独裁政府、社会主義政策のもと、自由を束縛され、ちょっと時代錯誤な生活をしているとお思いだろうか。答えはノーである。
何十年にもわたる米国による経済制裁が社会に影響を与えているのは確かだろう。でも彼らがそれに甘んじ、不平不満ばかりを言っているかといえば、そうではない。皆、より良い社会を作るため、考え、努力し、希望に胸を膨らませ生きている。
首都ハバナに拠点を構えるスタートアップ、Zaaz Bicimensajería(以下Zaaz社)もまた社会に光を注ぐ一社だろう。
キューバにおける都市間移動は窮屈に感じることが多い。それは交通機関の不足によるものだが、人の輸送のみならず、物資輸送においても例外なく言える。COVID-19のパンデミックによる外出制限は、輸送手段の少なさに拍車をかけ、キューバにおける物流はより困難な状態に陥った。そんな中、持続可能性にフォーカスをし社会課題を解決しようと登場したのがZaaz社というわけだ。
彼らはサイクリストを手段に、地元企業や消費者向けの運搬サービスを開始した。ユーザには2つの配達形式「速達(即納)」と「予約(日時指定)」の2種類を提供し、より使いやすいものとした。サービス提供開始時はCOVID-19による影響もあり、厳しい時もあったようだが、口コミがユーザと運び手を増やし、着実なる成長を遂げている。
彼らのますますの活躍と、社会課題の早期解決に大いに期待したく、また一度活用してもみたいと思った。
価格と問い合わせは下記参照。
距離感としては私が時々自転車を使うルート、トリニダ(Trinidad)からボカ(La Boca)が約6.5キロ。

Zaaz Bicimensajería
La Habana, Cuba +53 5 9429524
bicimensajeros.cuba@gmail.com
https://www.facebook.com/zaazbicimensajeria.cuba

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