引き続きCOVID-19による国またぎの移動は制限されている。
観光は平和が前提で成り立つものであり、世界的に広がるウイルス感染者の増加と、いまだ根本的な解決策を見出せていないウイルスと人間との攻防を見る限り、移動制限は致し方ない。まずはそれを受け入れ、自分が社会に対して実行できる最大限の協力(つまり、節度ある行動のもと、自らが感染源とならないよう努力すること)に勤しむべきである。
とはいえ、何もせずに口を開けて待っているのは性に合わない。来るべき時にタイミングよく渡航できるかは、各国における最新の状況を把握できているかにかかっているため、後悔しないよう常日頃から情報を更新しておきたいと考えている。
そんな中、私が思うのは、自らを取り巻く情報に偏りがあるということだ。ニュースでは感染拡大が極端な米国、お隣の中国、COVID-19の変異種が発生している英国やブラジルの情報しか入ってこない。自発的に取りに行くのはラテンアメリカの情報が主であり、世界を網羅できているとは全く言えない状態だ。
自らの得意分野があるとはいえ、World Travellerであり続けたいと考える私としては、やはり物足りない。全世界の情報を俯瞰して持っておきたい、これが私の願いである。
それを叶えるものとして登場したのが、国際航空運送協会(IATA)の世界各国の渡航制限情報「COVID-19 Travel Regulations Map (powered by Timatic)」だ。この地図を見れば、一目瞭然。渡航制限のある地域が一目で分かる。
米国同様、感染者が爆発的に拡大している私の大好きな国、メキシコは、2020年1月18日時点で入国制限がないとのこと。流石に今は行くつもりはないが、勝手に入国できないと思っていたので、この情報には驚かされた。
地図の色分けは以下の通りだ:
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濃いブルー:全面的な入国制限
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ブルー:部分的な入国制限
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淡いブルー:入国制限なし
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グレー:状況確認中
もちろん、最終的には自分で各国の状況を確認すべきだと思うが、この情報はとても参考になる。ぜひチェックしてみてはいかがだろうか。
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