未知との遭遇 -ヤスデ-

古民家での生活も長くなって来た。桜や海を見ながら、時には山に心を馳せながら家で仕事をする日々は心の持ちようで色々な楽しみを得られる。

今日客間で働いてたら天井からボトッと結構な音をさせながら何かが落ちてきた。近づいて見てみると足がいっぱいで平たく長い胴体、調べてみるとヤスデという虫くんのようだった。

初めて見たこの子を機にヤスデについて調べてみることとした。

ヤスデ(馬陸)とは、多足亜門ヤスデ綱に属する節足動物の総称。細く、短い多数の歩脚がある。ムカデと似るが、生殖口の位置や発生の様式、体節あたりの歩脚の数など様々な点で異なる 。

体は数十個の節に分かれている。足は前の3節には1節に1対ずつ、それより後ろの節は1節に2対ずつある。そのため、倍脚類とも言われる。また、頭には1対の小さい触角があり、目は種類により(分類とはあまり関連無く)有無や数がまちまちである。  wikipedia

ちなみにヤスデはムカデと違いアグレッシブに人に対して攻撃をしてくることもなければ、毒顎ももっていないという。さらに土壌の有機物や枯葉とそこにつく真菌類を主食としていることから、この未知の生物との遭遇は、貴重な出会いだったと言っても過言ではないのかもしれない。(と思いつつ、もう一匹見つけたが。)

そして最大の特徴。このヤスデ、踏んでしまったが最後超絶臭いにおいを発生させるらしい。その臭さにより狩猟用の矢毒として用いられた記録があると言うから、そのくささと言ったらもはや武器レベル。スカンクと臭さ対決をして欲しいほどである。
さらに、ヤスデ自信を密封すると自らの臭液で死ぬ場合が多いってこと。。。

人に危害を与えないとは言え、その異臭リスクを回避するためそっと外に逃してあげた。

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