ひろし家が引っ越してきてから3日目。
子猫と一緒なのを見られるとすぐにシャーシャー言っていたひろしも、ひろしと一緒ならと私のちびすけへの接近を黙認するようになってきた。 そのお陰か、そもそものおひげ(仮称)の好奇心ゆえかはわからないが、少なくともおひげは徐々に私に慣れて来たようだった。
子猫の隠れ家である縁側でご飯の届けついでに、ラッピングタイを振り回して見たところ、奥からこちらを伺っていただろうおひげを、いとも簡単に釣ることができた。 まさに、アレヨアレヨである。 食欲を忘れじゃれまくるおひげの可愛さに、強く心に誓う。明日何があっても猫じゃらしを買いに行こうと。
「コイルでサンバ リオデニャネイロ」
ホームセンターで衝撃が走った。 なんというネーミング。ラテンアメリカ好き、昨年リオのカーニバルで盛り上がっていた私が買わずして、誰が買うんだ。そんなことさえ思える逸品に出会うことができた。
早速家で歌いながらその魔法の杖を振り回してみる。 するとなんということだろう、次から次へとちっちゃい手が登場してくるではないか。 ビビリのオレンジも、未だ1度しか見たことのなかった美形までも、である。 なんというパワー、なんという魔力だ。間違いなくリオデニャネイロは最高の猫じゃらしといえよう。
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