エリック・ネポムセノ(Eric Nepomuceno)による論評記事の翻訳である。
大統領府の広報チームが実施した世論調査では、すでにルラへの不支持率の上昇が示されており、2024年12月から2025年2月にかけて行われた、将来的な選挙候補に関する専門調査機関による調査結果とも一致していた。
しかし、先週水曜日に発表されたクアエスト(Quaest)社の調査結果は、大統領府に衝撃を与えた。第一に、クアエストはブラジルでもっとも信頼され、真剣に取り組んでいる世論調査機関と見なされていること。第二に――そして何よりも――その調査結果自体による。
調査によれば、ルラ政権に対する不支持は57%に達し、これは彼が初めて大統領に就任した2003年1月1日以降で最悪の数値である。一方で支持率は、前年2024年7月の54%から、2025年5月には40%にまで低下した。
また、ルラ政権を前任者である極右でバランスを欠いたジャイル・ボルソナロ(Jair Bolsonaro)よりも「悪い」と評価する有権者の割合も増加した。わずかな増加とはいえ、決して軽視できるものではなく、専門家によれば2024年には43%だったのが、現在は44%となっている。
これは「統計的に同等(エンパテ・テクニコ)」と呼ばれる状況であるとしても、2024年2月時点ではルラが57%、ボルソナロが38%だったことを忘れてはならない。2024年7月にはルラ51%、ボルソナロ36%だった。
1年も経たないうちに情勢は逆転し、現在はルラが劣勢となっている。
アナリストらは、この急激な人気低下には複数の要因があると指摘する。皮肉にも、最も大きな要因は国家レベルの政策ではなく、州レベルでの暴力の増加に関係しているという。しかし、それ以外の要因はすべて社会問題――失業、経済状況、汚職(これは地方自治体や州にも広がっている)、保健、教育――に直接関係している。
ルラの側近たちは、根本的な原因として政府の広報戦略の失敗を挙げており、極右勢力――ボルソナロと直接または間接的につながるグループ――がSNSやインターネットで圧倒的な存在感を示す一方で、政府側はそれに対抗できていないと分析している。
とはいえ、現政権を支持する独立系のアナリストたちでさえ、「ルラ自身が政府のイメージ刷新を困難にしている」と見ている。彼は過去の政権で繰り返したテーマを再び語り、選挙公約も実行しておらず、全体としては「疲弊」しているように映る。
また、長年問題視されてきた年金制度における汚職スキャンダルが、最近になって表面化したことでさらに苦境に立たされている。この汚職はボルソナロ政権下で拡大したものだが、現在のルラ政権で注目を浴びるようになった。
現状が劇的に好転し、ルラの支持率が再び上昇する兆しは、少なくとも今のところ見えていない。
2024年12月以降、政府の施策を「支持する」と答える有権者が多数派であるという調査結果は出ていない。
ルラがこの状況をいつ、どのように変えるのかは分からない。確かに、経済全体の指標は好調だが、食品価格のインフレは依然として高水準にある。大統領府に近い政府関係者は、「国民に未来のビジョンを示す必要がある」と訴えている。
バラバラに見える多くの要素が重なり合い、政府のイメージの腐食を引き起こしている。それがいつまで続くのかは、誰にも分からない。
実のところ、ブラジルでは何も変わっていない。変わったのは、政府とルラ大統領のイメージに関する世論だけであり、それも悪化の方向である。
もし5月に政府を支持していた回答者が40パーセントだったとすれば、今やその数字は26パーセントにまで落ち込んでいる。これはルラが1978年という今や遠い昔にブラジルの政治舞台に登場して以来、最も低い支持率である。
彼の政権を前任者である極右の破綻した指導者ジャイル・ボルソナロよりも悪いとみなす人々は、現在44パーセントに達している。
では、ルラとその政権にとってこの悲惨かつ憂慮すべき状況の原因は何か。それは複数の要因による。大統領に近しい人物やアナリストたちは、政府の広報における深刻な欠陥、さらにはルラ自身の演説の内容を指摘している。
確認されているのは、大統領が数十年来繰り返してきた同じ話を依然として続けており、かつて彼が貧困から救った何百万ものブラジル人が今では低中所得層に位置づけられ、もはや「飢餓との闘い」という言説では動かされないという事実である。
だが、問題はそれだけではない。もっと多くの問題がある。労働者党(PT)の幹部でさえも、ルラが政府に抜本的な変化をもたらさなければ、来年予定されている上院選挙(議席の3分の2が改選対象)で敗北は避けられないと警告している。最も側近の一人は、決定的な一言を口にした。「政府が変わらなければ、国民が政府を変えることになるだろう」。
PTの党首を3度務め、党内で大きな影響力を持つルイ・ファルカン(Rui Falcão)は明言した。「これまで我々が成し遂げてきたことを考えれば、支持率があまりに低いことは憂慮すべき事態である。進路の修正が必要だ」。
問題は結局、三つの基本的な点に集約される。第一に、ルラがすでに時代遅れとなった言説に固執している点。第二に、「飢餓ゼロ(Fome Zero)」のような社会プログラムの恩恵を受けた人々を、現政権の支持に回らせることができていない点。第三に、機能する広報体制の構築に失敗している点である。
ルラは広報戦略を担う広告専門家を雇ったが、それは失敗に終わった。有権者たちは、物価の上昇と州レベルでの治安悪化を目の当たりにしている。後者は世論調査でもっとも懸念されるテーマであり、本来は連邦政府ではなく州政府の責任であるにもかかわらず、その説明すら広報担当者はできていない。
三度目の大統領任期も半ばを過ぎたが、ルラの支持率は自身のキャリア史上最低の26パーセントにまで落ち込んでおり、それが改善する兆しは見えない。たとえ経済指標が良好であったとしても、である。
さらなる警鐘は、ルラとミシェル・ボルソナロ(Michelle Bolsonaro)との仮想の大統領選挙対決を想定した世論調査で鳴らされた。ミシェルは、かの極右で国を崩壊寸前に追いやったジャイル・ボルソナロの妻であるが、その対決はほぼ互角という結果が出たのである。
そう、ブラジルは変わった。しかし、それは悪い方向への変化であった。誰かがルイス・イナシオ・ルラ・ダ・シルバ(Luiz Inácio Lula da Silva)に警告を発しなければならない。
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