（Photo：Pedro Szekely / Frickr）
国家保護地域管理局（Servicio Nacional de Áreas Naturales Protegidas por el Estado：SERNANP）は、決議番号000004-2025-SERNANP/SHMPI-SGDによって2026年度のマチュピチュ入場のためのキャンペーン料金を決定した。無料から11ソルまで設定された価格は2026年1月1日から効力を持ち、12月31日まで続く予定である。なお価格は観光客の特性に応じて決定される。
マチュピチュへのキャンペーン料金の適用期限：
SERNANPによるとキャンペーン価格は2026年1月1日に施行され、同年12月31日まで有効である。官報エル・ペルアーノの法律規範別冊に掲載されている。採用された措置は、観光を促進するために特定の期間に宣伝料金を実施することを許可する観光一般法（法第29408号）の第34条に基づいている。
マチュピチュへのアクセス料金：
国内および地域の訪問者は、18歳以上の成人向けに設定された「一般宣伝料金」であるS/5の恩恵を受けることができる。3歳から17歳の未成年者に対しては、宣伝料金としてS/3が設定されている。
また、18歳以上の外国人観光客はS/11を支払う必要があり、3歳から17歳の外国人観光客はS/5の料金を支払うことになる。3歳未満の子供は無料で入場できる。
クスコ県の地元および地域の住民に対して、毎月の日曜日にプロモーション料金として無料（S/ 0）を適用する。本価格の適用に当たっては身分証明書（DNI）の提出が必要となる。これらの施策は、法N°29408、観光一般法の第34条および第41条に基づいて実施される内部観光促進の一部として実施される。
ペルーで最も訪問者が多い観光地：
商務省観光局の月次報告によれば、マチュピチュはペルーで最も重要な観光地の1つであり、2024年1月から11月までの間に約150万人（1,411,494人）の訪問者を記録している。パンデミック前の訪問者数には達していないが、前年同期間と比較して60%以上の増加となっている。商務省観光局（Ministerio de Comercio Exterior y Turismo：MINCETUR）は、2024年1月から11月の間に、クスコがペルーで最も訪問者が多い観光地となっていると発表した。クスコには10の人気観光地のうち8つがあるが、サクサイワマン、オリャンタイタンボ、モライは、2024年の最初の11ヶ月間でそれぞれ60万から90万人の観光客が訪れている。これらの観光地は前年も良好な実績を示しており、オリャンタイタンボは2019年の数値を超える唯一の観光地となっている。
イカは、バジェスタス諸島とパラカス国立保護区があり、最も訪問者が多い観光地のトップ10に入っている。トップ10以外で人気があるのはコルカ渓谷（アレキパ）、チャンカイ（リマ）、ウアスカラン国立公園（アンカシュ）などである。マチュピチュはペルー観光の目玉となっており、その訪問者の大部分が外国人であ、全体の76％を占めている。
パンデミック前の水準を回復するために必要な外国人観光客の数：
MINCETURによると、2024年にはペルーが300万人以上の国際観光客（3,256,693人）を受け入れた。この顕著な数にもかかわらず、この数値は2019年の74.5％となっている。2019年には、ペルーの観光セクターは約430万人の国際観光客を受け入れている。6年前の水準を回復するためには、約110万人の外国人観光客が必要である。これは、前年の訪問者数の流れが維持された場合、さらに92,000人以上の外国からの観光客が毎月増加する必要があることを意味している。
2024年、ペルーにはどこからの観光客が多かったのか：
チリはペルーへの観光客を最も多く送り出しており、70万人以上の市民が訪れている。アメリカ合衆国はこのランキングで2位に位置し、約60万人の訪問者を記録している。この傾向は、ペルーの観光セクターにおける両市場の重要性を強調している。
参考資料：
1. Ingreso a Machu Picchu costará S/11 para turistas peruanos y extranjeros: ¿a partir de cuándo aplicará la nueva medida?
2. Machu Picchu lidera los destinos turísticos más visitados de Perú: Cusco e Ica agrupan los principales sitios del país
3. Resolución de Jefatura Nº 000004-2025-SERNANP/SHMPI-SGD
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