(Image:SR. GARCÍA)
エル・パイス(El País)による記事の翻訳である。
国際法を侵害する米国によるベネズエラでの軍事作戦の末に、ニコラス・マドゥロ大統領(Nicolás Maduro)が拘束されたことは、きわめて危険な局面を切り開く出来事である。この瞬間に存在するリスクは二重だ。
第一に、軍事作戦があたかも民主的解放と同義であるかのように装われる危険がある。第二に、チャベス主義(chavismo)が、外国による介入と指導者拘束を口実として内部の結束を強め、国家のさらなる軍事化を進め、「国防」を掲げて無制限の弾圧を正当化する可能性である。しかし、これら二つの物語はいずれも、真剣な分析に耐えうるものではない。暴力は、それがいかなる出所のものであれ、制度を構築することも、権利を回復することもない。
ドナルド・トランプ(Donald Trump)の今回の決定は、多国間の規範を無視する衝動的かつ個人主義的な外交政策の一年を締めくくるものとなった。トランプは民主主義の保証人として行動しているのではなく、法の上に力を置いているのである。他の大国は、台湾やウクライナをめぐる情勢を考える際、この行動から新たな「ルール」を読み取るだろう。この点を指摘することは、ベネズエラ政権を擁護するためではない。あくまで警告である。民主主義はミサイルの一撃によって輸出されるものでも、空から押し付けられるものでもない。まして、それを唱える者自身が、制度に対する軽蔑を繰り返し示してきた場合には、なおさらである。
その逸脱は、トランプ自身が、米国が「安全な移行」が実現するまでベネズエラを「統治する」と述べ、事実上同国の支配を引き受ける姿勢を示したとき、いっそう明白になった。この発言において、ベネズエラの民主的野党への言及は一切なかった。これは容認できない。外国の保護下にある移行に正当性はなく、一国の未来が保護領のように国外から管理される限り、民主主義が成立することはあり得ない。
こうした政治的企図に、同様に看過できない別の動きが加わっている。米国企業がベネズエラの石油産業を引き受け、「金儲けをする」ことになるとの発表である。この事実は、今回の介入が権利の回復を目的とするものではなく、権力と富の管理を狙ったものであるとの認識を、いっそう強めるものだ。荒廃したインフラの再建が名目として掲げられたとしても、その実態は、援助、投資、経済的支配を混同した、天然資源の外部による武力を伴う収奪にほかならない。
現在、ベネズエラ政権の真の指導部が誰であるのかをめぐり、混乱が続いている。しかし、仮に政治的移行が行われるとしても、それが正当なものとなるのは、平和的で秩序立ち、合意に基づく場合に限られる。その意味で、野党指導者マリア・コリナ・マチャド(María Corina Machado)が、軍事的緊張の高まりの中で街頭への動員を呼びかけるのではなく、待機と自制を訴えた判断は、正しい方向を示している。これは弱さの表れではない。2024年にエドムンド・ゴンサレス(Edmundo González)を候補として選挙に勝利した政治指導者としての、責任ある姿勢である。
永続的な近道は存在しない。ラテンアメリカは、力によって押し付けられた解決策がもたらす結果を、歴史的に熟知している。軍事作戦を非難することは、選挙不正、弾圧、権力分立の無効化、反対派への迫害を長年にわたって行い、その結果として非合法な大統領となったマドゥロを正当化することを意味しない。
当面の最優先課題は、緊急の緊張緩和を実現し、トランプが示唆してきたような追加の軍事作戦をすべて排除することである。国際社会は、欧州および地域諸国を皮切りとして、一貫性を保たねばならない。すなわち、国際法のいかなる侵害も非難すると同時に、今日のベネズエラにおいて民主的正統性がどこに存在するのかを明確に認識することである。
この問題は一時的なものでも、戦術的なものでもない。それは、権威主義、腐敗、麻薬取引という名を持つ構造的な問題である。国際規範の尊重と、1年前にベネズエラ国民が投票箱で示した意思が尊重されるべきだという要求は、相反するものではない。むしろ両者は、不可分の関係にある。
チャベス主義にとって、いまこの瞬間は歴史的な転換点を画している。なお体制を支えている人々が取り得る最も責任ある行動は、暴力を放棄し、この政治的サイクルがすでに尽きているという現実を受け入れることである。市民はすでに投票箱において明確な意思を示した。民主主義の勝利を認めることは、外国の指導者に身を委ねたり、外部のアジェンダに従属したりすることを意味しない。それは、いかなる政治プロジェクトも、自国民に逆らい続けたまま無期限に存続することはできないという事実を認めることにほかならない。
混乱と、相互に交錯するプロパガンダの只中にあっても、決して見失ってはならない確かな一点がある。ルールなき民主主義は存在せず、同時に、力の抑制を欠いたルールもまた存在し得ないということである。即時の緊張緩和は、不可欠な第一歩である。
その次に求められるのは、2024年7月の選挙結果を尊重し、権威主義的なチャベス主義の時代に真に終止符を打つことである。そして、長年にわたり奪われてきたもの――すなわち、恐怖も後見もなく、自らの国の運命を自ら決定する可能性――を、ベネズエラ国民に取り戻させる移行プロセスを開くことが必要とされている。
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