(Photo:EFE/Guillermo Legaria)
エクアドル医師連盟(Federación Médica Ecuatoriana)会長サンティアゴ・カラスコ(Santiago Carrasco)は、公共倫理法(Ley de Integridad Pública)は職員の雇用安定を脅かすと考えることから医療団体が取る措置として「我々は動員を行い、街頭に出るつもりである」と述べた。
この法令は、先週発効したばかりであるが、公務員の労働権において後退的であるとみなされている。なぜなら、半年ごとに義務的な評価を実施することが定められており、その評価結果に応じて職務の終了が起こり得るとされているからである。
カラスコは記者会見において、この法律に対する他の違憲訴訟に加わることも明らかにした。また、保健省が病院への物資供給において何ら措置を取っていないことにも疑問を呈し、それが医師や看護師の職務遂行に悪影響を与えていると指摘した。
「皆さんは、壊滅的な病気、希少疾患、孤児疾患を抱える患者が、実際に国家によって健康が守られていると感じられるだけの薬を手にしていると思うか? 本当に誰かが医療従事者を卓越した形で評価できる現実的な可能性があると思うか?」と彼は述べた。
7月2日(水)にも医療団体はグアヤキルでこの法令に対する見解を表明している。グアヤス県医師会(Colegio Médico de Guayas)のスポークスマンであるナルシロ・ビジャビセンシオ(Narcilo Villavicencio)は、任意退職時の補償における変更について疑問を呈した。
「この法律は、65歳からの退職に対して補償が支払われると定めている。我々が長年受け取ってきた補償、つまり法に定められた補償、それを私は退職者として受け取った。しかし、今や65歳以降でしか受け取れない。他の手段はない。つまり5年分の権利が失われたことになる。それを認めなければならない。彼らは間違えたのだ」と彼は述べた。
参考資料:
1. Gremios médicos de Ecuador prevén hacer marchas ante Ley de Integridad Pública
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