(Photo:CNE)
2025年1月19日(日)、厳戒態勢の中、16人の候補者がエクアドルTVの討論会に登場した。19:00からキトの公共チャンネル「エクアドルTv」の本社で全国選挙管理委員会(CNE)主催の大統領候補者16名による討論会が開催された。道路封鎖を含む大規模な警備体制のもと、討論会は8人の候補者からなる2つのグループに分かれて行われた。
討論委員会によって設定されたテーマ軸は、治安と犯罪防止、国家の効率性と公共サービス、経済成長と雇用創出であった。
治安と犯罪防止、国家の効率性と公共サービスについてはこちらを参照のこと。
◇◆経済成長と雇用創出◆◇
3つ目の質問は、第1ブロックに対してはエクアドル国民の10人中3人しか十分な雇用がないことを受け、政権では経済のどの分野でどれだけの雇用を創出するのかということ、第2ブロックについてはエクアドルは財政赤字のまま2024年を迎えるが、支出や補助金を減らすのか、それとも負債や税金を増やすのか、というものだった。
エンリ・クカロン(Henry Cucalón)/Construye
エンリ・クカロンは、民間部門との協力を通じて経済を活性化させることの重要性を強調した。彼はこのセクターがエクアドルの10人中9人の雇用を担っていることを強調した。 彼は労働政策の抜本的な変更を提案し、社会的保護を伴う時間給労働の実施を提唱した。そうすることで、新たな市場力学に適応し、若者に利益をもたらすことができる。また、現行の規制は時代遅れであると批判するとともに、ペトロエクアドルについては、雇用と経済成長を生み出す、国内投資と外国投資の両方による参加契約に基づくモデルを可能にするために消滅させるべきだと指摘した。一方鉱業部門については、合法的な鉱業への支持を改めて表明し、政権発足初日から鉱業登録簿を公開すると約束した。昨年上半期には44,000人の雇用を創出したと述べた。彼は違法採掘に取りも組むこと、外貨収入に対する罰であるISDの廃止など、減税を目的とした一連の財政措置を提案した。
ジミ・ハイララ(Jimmy Jairala)/Centro Democrático
ジミ・ハイララは、自分が大統領になった場合、あらゆる分野で雇用を創出すると述べた。しかし、任期終了までに何人のエクアドル人がどの分野で十分な雇用を得られるかについては答えなかった。また、地中からお金を抽出することを提案している。エクアドルには「我々が踏みしめている」地球の下に約400億ドル相当の石油とガスが埋蔵されており、近代的な技術と環境を尊重した開発が必要であると述べた。
彼は、経済を活性化させるために、対外債務の再手続きを行い、国際債権者とモラトリアム交渉を行うと述べた。「資金は地中にある」と述べ、その活用を誓うとともに「借金に頼り続けるわけにはいかない」と語っている。ハイララによると、2026年にはエクアドルの債務を考慮すると、国家予算は資本金と利子でおそらく4分の1になるという。そのため、対外債務を再整理し、対外債権者の一部とモラトリアム(一時停止)交渉を行う必要がある。
農業に関しては、田舎では高齢化が進み、生産性が低下しているため、誰も働きたがらないと指摘した。このため、彼は認証種子と仲介の廃止のパイロットプランを提案している。彼はもう一度農業に目を向けるつもりだと語った。
若者の雇用について、ハイララは、高校最後の2年間の生徒を民間企業で訓練し、税金交換ボーナスを受け取るべきだと提案した。彼によると、これは国の政策となりうる。彼は自らのプランを通じて青少年プログラムのための資金づくりができると述べている。
フランチェスコ・タバッチ(Francesco Tabacchi)/ Creo
フランチェスコ・タバッチは中間層への課税撤廃と戦略部門の転換を提案している。彼によると国の問題は減税や税金、公的債務では解決できない。そのため中間層には課税せず、石油、エネルギー、鉱業などの分野での生産と雇用創出に集中することを提案した。彼は、国家の規制と管理のもとで、民間企業や外国投資に門戸を開くことを提案した。
また、道路や橋などの公共事業を、国の監督下で民間企業や外国人投資家にコンセッションすることを提案するとともに、農業の分野では、中小規模の生産者を含む農業4.0による変革を提案した。彼は、システム化、機械化、灌漑、エネルギーに8億ドルを投資し、小規模生産者が支持価格に依存することなく、コストを削減し、利益を上げることができるようにすることを提案した。
彼は若者、母親、生産者、農民、忘れ去られたセクターを含むすべての人に雇用と機会を創出する意向も表明している。また、石油、鉱業、エネルギーなどの分野での就労を認めることの重要性を強調した。また、エクアドルとペルーを比較し、エクアドルでは違法採掘が主流であるのに対し、ペルーでは規制のおかげで高い採掘収入が得られると述べた。
ホルヘ・エスカラ(Jorge Escala)/Unidad Popular
ホルヘ・エスカラは、給与を570ドルに引き上げることを提案した。また、公共事業への投資を3倍に増やすとともに、50万人の雇用を創出し、そのうち25万人を若者の雇用に充てることを提案した。また、女性、若者、農民、商店主、起業家向けに融資枠を設け、「チュルケラ銀行」の融資金利を引き下げると述べた。若者の職業訓練前インターンシップを有給にし、給与を570ドルに引き上げることを確約している。また、中小企業に有利な税制優遇措置の削減、付加価値税の10%への引き下げ、取引コストゼロの移民銀行の設立、生産性ボーナスの支給を提案した。彼は「雇用、安全保障、経済再活性化の問題を解決するため、350億ドルを回収するための4年間の対外債務支払いモラトリアムに同意する」と述べた。
エンリ・クロンフレ(Henry Kronfle)/PSC
エンリ・クロンフレはラファエル・コレア政権とダニエル・ノボア政権のプロパガンダをどのようにコントロールするのかについて質問した。農業の分野では、中小規模の生産者を含む農業4.0による変革を提案した。彼によると「雇用は政令によって生み出されるものではなく、エクアドルの家庭が買い物ができ、企業が成長できるようにポケットにお金を入れなければならない」。そのため自らの政権が終わるまで何人の雇用を生み出すかを判断し伝えることはできないと表明した。一方彼は、公共事業を増やすことを提案している。
彼の意見では、権力者は国民のために働いているのではなく、自分たちのために働いている。コレア主義の相続法とキャピタルゲイン法、そしてノボア政権時代にエネルギー危機のために20万人以上の雇用が失われたことを想起した。また、停電で25万人が失業し、投資が減少し、雇用が9%減少したなどの数字を示し、現政権に異議を唱えた。
彼は付加価値税を12%に引き下げ、基本的な食料品、医薬品、農業用具、タクシー、バス、トラックのスペアパーツの付加価値税を0%にし、観光税はゼロにすることを提案するとともに、国産ガスへの補助金の維持を約束している。また、若者のために7億ドルの基金を創設する。クロンフレは、「漁業、職人、畜産、農業部門に安価な信用を与え、賃金を最大600ドル引き上げる」と述べた。エクアドル中央銀行(BCE)については、廃止はしないが、ドル化が必要なパラメータを持つようにコントロールすることだけに専念するよう、拘束衣を着せると述べた。
ルイス・ティレリア(Luis Tilleria)/Avanza
ルイス・ティレリアは「自由を理念とする」新憲法によって雇用を創出することを約束した。彼はまた、エクアドルを「移民銀行を含む400の国内外の銀行の発祥地」にすると約束した。
大統領候補は、グーグルなどの国際企業の参入を促進し、「無料のインターネット」を提供すること、そして巨人アマゾンとテムを国内に呼び寄せると付け加えた。
ティレリアはまた、国内の農業生産を3倍にすることを提案した。「2500万ヘクタールあるが、500万ヘクタールしか占めていない。1,500万ヘクタールに達するまで灌漑と融資を行い、それによって雇用を拡大する」と述べている。
生物多様性に影響を与えることなく、どのように経済に利益をもたらすのかというフランチェスコ・タバッチの最初の質問に対し、彼は環境衛生委員会に所属する唯一の候補者であり、だからこそ「このテーマをよく知っている」と述べた。「持続可能性を指標としたソブリン債がどのように機能するか知っている(…)もう第三世界ではない、エクアドル、我々は第一世界への道を歩んでいる」と述べた。
彼にホルヘ・エスカラは、付加価値税(VAT)を引き下げるかどうか質問した。ティレリアは、4年間の任期終了後、もし当選すれば「もっと楽観的になる」と断言し、付加価値税を8%に引き下げると約束した。
フアン・クエバ(Juan Cueva) /Amigo
フアン・ルイス・クエバは、経済危機とエネルギー危機により失われた24万9000人の雇用を回復するため、750メガワットのエネルギー発電に9億ドルを投資すると申し出た。また、
医師、看護師、エンジニア、職人、警備員、労働者などの雇用を創出するために官民パートナーシップを奨励すると述べた。彼はこの分野における経済活性化と景気浮揚のために10億ドルを投資すると述べている。
クエバは、降雨、販売、農作物の予測プラットフォームを構築する人工知能による「前例のない」雇用と田舎への支援を提案し、また、若者の就労を奨励するため、若者の雇用を創出したすべての企業に対し、所得税が最大5ポイント減額される税制優遇措置を提供すると述べている。この優遇措置は、若者の学習能力を企業が維持できるようにするためである。
ダニエル・ノボア(Daniel Noboa)現大統領
ダニエル・ノボアは、国家を統治にはまず理解すること、次にコミュニケーションをとること、そして最後に行動することが必要だと断言した。彼は、いくつかのプロセスはすでに進行中だが、それには時間がかかるとし、他の候補者からの非難に反論した。ノボアによれば、彼の政権はインフレを抑制し、むしろ1.7%まで低下させたとし、基本的な商品のバスケットも他の候補者の主張とは一致せず、引き上げはおこなっていないと述べている。一方ノボアは、国民売上高が2.2%増加し、輸出が12%増加したことを強調した。2024年の経済成長率はわずかであったが、修正と将来への準備の年であったと予測した。
彼は首尾一貫した議会とマネーロンダリング、麻薬取引、汚職との戦いの重要性を強調した。また税金の控除が若者の雇用を促進すると強調し、彼の政権が過去の政府から46億ドルの支払いの滞りを受け取ったことを明らかにした。
候補者である現大統領は、2025年の大統領討論会で、再選された場合に継続する雇用計画について概説した。それによると次の任期終了時には100万人の雇用を創出し、国の進歩を促進するという公約を再確認した。彼はまた、筋を通し、彼の反汚職法案を拒否しない国会が必要だと明言した。
エンリケ・ゴメス(Enrique Gómez)/SUMA
エンリケ・ゴメスは空約束や民間部門の破壊に基づかない、エクアドルの持続可能な開発モデルの必要性を表明した。彼は、虚偽の数字で即興を行う人々と、民間投資に対して政府を閉ざした人々の両方を批判した。ゴメスは漁業、農業、鉱業、石油採掘などの主要部門を強化するための包括的なアプローチを提案する一方、常に環境の持続可能性を尊重することを強調している。また、エクアドルにおけるビジネスの発展には治安を保証し、技術を強化し、移民とともにこの国をよりよく世界にアピールすることが必要だと付け加えた。彼は自身のビジネスを危険にさらす強盗の被害に遭ったという個人的な体験談を交えながら、国内の治安確保の緊急性を強調している。
雇用に関して、ゴメスは労働条件の改善を約束した。彼は、エクアドル国民全員に適正で安全な雇用を保証することを提案した。さらに、若い起業家に利益をもたらす長期的な投資を奨励するため、韓国との間で締結された協定のような国際協定の重要性を強調した。
ルイサ・ゴンサレス(Luisa González)/Revolución Ciudadana
ルイサ・ゴンサレスは、「問題を解決するメカニズムは持続的な経済成長である」と説明し、エクアドル2024が閉幕した際の赤字、約40億ドルをどのように削減するのか?という質問に対しこれ以上の増税はしないと約束した。「エクアドル国民のポケットにお金を入れなければならない」と彼女は付け加え、そのために道路や住宅の建設などの公共事業を推進すると語っている。また、彼女は、農民、漁師、職人、民衆経済、連帯経済に対して、7.5%と5%の金利で生産的な債権を与えることを主張した。また、エクアドル社会保障協会(IESS)へ加入することで、適正な条件のもとまともな雇用を創出させなければならないとした。
イバン・サキセラはゴンサレスに対し、サキセラは、前国家裁判所長官が、犯罪行為に関連し殺害された通称 「ラスキーニャ 」を釈放したことを非難し、ラ・ロカ刑務所に収監されているホルヘ・グラス(Jorge Glas)前副大統領を釈放するというゴンサレスの申し出について質問した。ゴンサレスは具体的な質問には答えず、腐敗した裁判官に資金を提供し、テロを引き起こす犯罪組織と戦うという事実に言及した。
カルロス・ラバスカル(Carlos Rabascall)/Izquierda Democrática
カルロス・ラバスカルは、国家はエクアドルの家族の幸福と尊厳を保証しなければならないと断言した。これは肥満国家を意味するのではなく、強く、効果的で、効率的で、支援的な国家を意味すると説明した。彼は、近年適用されている緊縮政策を批判し、それがエネルギー、健康、安全保障などの分野に影響を及ぼしていることを指摘し、これらのモデルは発展につながらないと断言した。そしてエクアドル国民から資金を奪う新自由主義的な経済政策はもう必要ないとコメントし、社会的な開発モデルへの参入や自治県を通じた行政の分権化を提案した。彼は、市長や県知事は資源管理を経済省に依存すべきではないと述べた。彼は、生産的な開発と農村部門を回復させ、それを開発の中心にすることを提案した。地方は生産を促進し、富と雇用を創出し、連帯モデルや生産・商業・サービスの協同組合を通じて農村部門を発展の極にするために救済すべきだと述べた。飲料水、下水、道路、電化、灌漑プロジェクトに融資するため、県銀行を活性化させる。また、グアヤキル-キト間高速道路などの国道プロジェクトに資金を提供するため、民間投資を奨励することも提案している。しかし、質問にはピンポイントには答えなかった。
アンドレア・ゴンサレス(Andrea González Nader)/PSP
アンドレア・ゴンサレスは、国内へのドル持ち込みが困難なのは「深いチャビスタの魂」を持つ憲法のせいだと非難した。また、肥満国家を持つこの国は、「決して」低開発から抜け出せず、成長もしないと述べている。彼女にとって20の国家省庁は不要に映る。彼女は、再生不可能な資源は、健全な国家につながる雇用と税金を生み出す農業技術と教育に投資する生態系の生成に投資されると説明した。
ビクトル・アラウスの質問は、国内の治安の悪さを解決するのにかかる時間を中心に展開された。「私たちは、高校からの活発な経済活動によって、若者を回復させることを提案します」と彼は答えた。
2つ目の質問は、カルロス・ラバスカルが行ったもので、公共支出を最適化するメカニズムに関するものだった。それに対しては「私たちのPAPA計画(Plan de Apoyo al Productor Agricola)が、効率的なポスト石油の未来について語っているのはそのためです」と回答している。しかし、司会者の質問には具体的に答えなかった。
ペドロ・グランハ(Pedro Granja)/Partido Socialista Ecuatoriano
ペドロ・グランハは、この国の脱税グループから40億ドルを徴収すると述べている。彼は、「直ちに税金を支払わなければならなくなる」ノボア、トピック、ウォンのグループを挙げている。彼が国民に問うのはエクアドル国民は、給与を向上させる所得の再分配と、国家のために働く人々の増加、それともこのお金がいつもの政治家たちによって盗まれること、どちらを望むのだろうか?ということだ。グランハは、国家の規模を縮小することは、解雇を増やし、働く人を減らすことを意味すると述べた。
彼は質の高い公共サービスを提供するためには、より多くの公務員が必要であるため、国家の縮小には賛成できないと述べた。また虐待の被害者である子供たちを守るため政権発足初年度に少なくとも2,000人の教師を雇用しなければならないと語っている。このような子どもたちには現在教師がおらず、学校を中退しなければならない状態にある。
彼は半年ごとに1万戸の住宅を引き渡すことを語っている。一軒につき5人が働くとすれば、政権の4年間で5万人に仕事が保証される計算だ。その中でグランハは、銀行準備金の保証のために30%を残さなければならず、残りのお金はエクアドル人のものであると説明した。「お金は木の上に生えているわけではない」ため、社会的非対称性をなくし、暴力を減らすために、社会的、教育的、環境的プロジェクトのために使われるべきだと彼は言った。
グランハは、最も重要なことは、全員が政府プロジェクトの資金調達方法を知ることであり、経費を削減しなければならないのであれば、ガイドラインから始めるべきだと主張した。
イバン・サキセラ(Iván Saquicela)/Democracia Sí
イバン・サキセラは、信用に関する提案を中心にスピーチを行った。同弁護士は、差別化された融資を提供すると断言した。例えば、基本的な食料バスケットのため、生産者の再活性化のため、女性のため、若い「ミレニアル世代」のためである。彼は、女性から女性への融資には彼の2人の娘が協力すると述べている。候補者は、公共投資と民間投資を通じて経済を活性化させることを提案した。「仕事があれば生活の質も向上する、それが私たちの目標だ」と述べた。
ペドロ・グランハはサキセラに対し、付加価値税(VAT)への対応について質問した。候補者は、大統領になった際には付加価値税を引き下げるつもりはないと述べた。「私たちはこの税金の1%をクレジットに使うことを提案している。税金が下がれば、より多くのお金が入ってくる」と述べている。彼は「補助金か税金かという二分法はありえない」と警告した。国家裁判所の前代表は、お別れのスピーチで、エクアドル国民に投票するよう求め、彼の夢は「民主主義、正義、公平性を備えた、生まれ変わった国」であると語っている。
レオニダス・イサ(Leonidas Iza)/Pachakutik
レオニダス・イサは、自身の政府における経済成長はすべての人のためのものであり、その資金はシンガポール反汚職モデルから得られるとコメントした。彼によるとそこには年間35億米ドル以上の財源がある。彼は、すべての公共企業における汚職の一掃を通じて資源を得ることを提案した。また、借金の再交渉を行うが、「決して国民の涙の上ではない」と述べている。
雇用については、2025年の大統領選討論会で、12億ドル以上を民衆経済と連帯経済に直接投入すると述べた。中小規模の生産者に対しては、一桁の融資を提案し、農民の延滞債務は1万ドルまで免除される。「エクアドル国民のポケットにお金が入るようにしたい」と付け加えた。対象を絞った補助金の保証、付加価値税の12%への引き下げも提案した。
鉱業については、水、生命、食糧であることから、大規模な採掘を拒否した。「私たちは、新自由主義者のためではなく、国民の中心的な問題を優先する」と述べている。
イサは、白人、メスティーソ、コロス、モントゥビオ、先住民、アフロなどが歴史的に中傷されてきたとし、国家政策として多文化共生とインターカルチュラリティを確立する必要があると付け加えた。
同候補はまた、予算の3分の1が脱税され、盗まれていることを指摘し、そのため、保健、教育、国民、若者、社会から疎外された地域の雇用のための最低条件を優先することを提案した。
ビクトル・アラウス(Víctor Araus)/PID
ビクトル・アラウスは、エクアドル経済を改善するための計画を提案し、国内外からの投資を促進するために不安と闘うことの重要性を強調した。「私は、エクアドル経済とエクアドル国民の懐に影響を与えないよう、必要なことはすべて行う。この国の経済を改善するための私の計画は、何よりもまず、国内外からの投資に影響を与える治安の悪化と闘うことだ」と述べている。さらに、企業が国に負っている45億ドルの負債を回収し、脱税によって失われた年間40億ドルを回収するための税制改革を行うことを提案した。エクアドルが奪われることは許さない」と強調した。また、汚職を許さず、公的資源の盗難を防ぐための反汚職計画を実施することを確約した。 「私は、エクアドル国民から金が盗まれた場合、それを発見できないようにする反汚職計画を持っている」と述べた。
アラウスは、公共事業は経済の重要な原動力であり、建設業は雇用を創出し、国内の資金循環を活性化させるものであると強調した。彼は、18歳から30歳までの若者に5万人以上の直接雇用を創出することを計画している。彼の計画は、起業家の組合を通じて、彼らが公共インフラのメンテナンスを管理することである。また、医療・教育制度から切り離された医師や教師の復職を約束した。雇用の安定は保証されると、2025年の雇用軸に関する大統領討論会で述べた。
どの大統領が嘘をついたとしても、私たちエクアドル人は負ける。
エンリ・クロンフレは雇用問題について「エクアドルの家庭の懐にお金を入れなければならない」と述べ、一方のティレリアは、「吸血鬼のような政治家たちは皆、国家を利用して生きてきた」と述べている。他にも「選択肢は2つしかないと言われたが、エクアドルはもっとある」というキャッチフレーズもあった。クエバは、「インディオ、黒人、白人、チョロ、同性愛者、異性愛者、みんな一緒に、私たちはできる」と語っている。「健康、教育、仕事、住宅など、家族の問題を解決する時だ」と言うエスカラに対し、「社会的条件に関係なく、どんな子供でも大統領になれるようにしたい」とクカロンは語った。ノボアは投票をお願いし、エクアドル国民に感謝の意を表した。第一ブロックは最後に全員が外に出て、出口通路で握手を交わした。
参考資料:
1. Un debate de 16 candidatos con propuestas, polémicas y enfrentamientos
2. Los candidatos hablaron de seguridad, eficiencia y empleo en el debate presidencial 2025
3. Debate presidencial 2025, así hablaron los 16 candidatos sobre empleo
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