降り注ぐ太陽、軽快な掛け声、そして多様な文化。メキシコは、いつ行っても楽しい。麻薬やマフィアの問題など、確かに暗い部分もあるけれど彼らはいつも笑顔で迎えてくれ、そして間違いなく喜びを与えてくれる。
そんなメキシコが直面する問題、それは環境汚染に関するものだ。メキシコは世界において12番目に汚染が進んでいる国という。どのような状態に彼らがおり、何が起きているのか。そしてそれをどう解決していくのか。
同国を代表する俳優ガエル・ガルシア・ベルナル(Gael García Bernal)は気候変動の改善策・ビジョンを政治の世界に持ち込むこと、皆がこのインパクトについて話し合うとともに、各レイヤ(学校、職場、家族、そして個人)レベルで何をすべきかを考えるべきだと語りかける。甘いマスク・柔らかい語り口と対照的な強いメッセージ。その問題へ真剣に対峙しようという姿が窺える。
言語学者ヤスナラ・アギラール・ヒル(Yásnara Aguilar Gil)がガエルのパートナーを務め、環境活動家、人権擁護家、先住民コミュニティ、学者、市民社会組織の声に耳を傾け、これらの環境問題を解き明かす。
なお、このドキュメンタリーは10分程度のもので毎週YouTubeを通じて配信される。
メキシコを舞台に語りかけられるシリーズではあるが、これらのことは他人事ではない。なぜなら気候変動、環境汚染などは我々の身近で起きていることであり、地球人全員で解決していくべきことだから。
テーマと配信日は以下の通り。
1. Chihuahua: crisi s del agua (チワワ:水)
2. Monterrey: contaminación ambiental (モンテレイ:環境)
3. Coahuila: explotación de carbón (コアウイラ:石炭)
4. Tabasco: generación de energía(タバスコ:エネルギー)
5. Cozumel: afectación por sargazo(コスメル:海)
6. Chapala: tierras poco propicias para la agricultura(チャパラ:食料 5月18日)
このシリーズはガエルやディエゴ・ルナ(Diego Luna)によって2018設立されたLa corriente del Golfo によって制作された。
La corriente del Golfoの情報は彼らのサイトより。ディエゴのPan y Circoについての記事はこちらから。
蛙でなくガエルさんでした。蛙の天気予報みたいな軽いブログと思いきや、、、環境問題とスペイン語の勉強になる。美しい映像、お金もかかってそう。メキシコの社会と地理の勉強にもなる。深い内容で、スペイン語も良く解らず先生が必要です。一つのテーマ100分位の講義で教えて欲しいなあ。
テーマ自体も難しいですしね。Episode1とその関連情報は明日くらいにリリース予定です。確かに解説者が必要です。求ム。