買い物に行こうと町をプラっと歩いていたら、お寺で取れただいだいをお裾分けしてくれるという。
だいだいは、お正月の飾りや鏡餅に乗せるものとして有名で、とても季節感を感じることができる。故に、目でも楽しめるジャムを作ろうと、ありがたくも頂戴した。
だいだいはその苦味がクセになる。まさに大人の味といったところだろうか。
だいだいを丸ごと食べることは理にかなっていると私は思う。
というのも、抗酸化・抗ガン作用のあるフラボノイドをはじめ、テルペンはストレスを解消してくれる効果もあり、また食物繊維、ビタミンA・B群・Cも豊富に含まれているからだ。
調理時間
60 min +
材料
だいだい
グラニュー糖(または砂糖) だいだいの皮と実の50%の量
下準備
だいだいの外皮をむき、皮の内側の白い部分(苦い)を包丁で取り除き千切りにする。
実を皮から取り出し種は取り除く。
調理方法
1. 鍋にお湯を沸かし、だいだいの皮を入れて3分茹でる。
2. 茹でたらざるに上げて水気を切る。
3. 1〜2を3回繰り返し、その後水に15分つけ、水気を切る。
4. 鍋にだいだいの皮、実、砂糖を入れかるく混ぜる。果汁が出るまで30分程度置いておく。
5. 果汁が出てきたら鍋を中火にかける。とろみが付き艶が出るまで混ぜながら10分ほど煮詰めて出来上がり。
時間は少しかかるが、新年の祈願も込めて「代々栄える」ようだいだいで、ジャムを作ってみてはいかがだろうか。
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