10月30日メキシコ文化省は国立人類学歴史研究所を通じ、2020年の死者の日(11月1日)は古代都市テオティワカンへは入場できないことを発表した。これは急増するCOVID-19の蔓延に対する対策の1つであり、今年の死者の日は家で祝おうとも付け加えている。
なお、翌2日は時間を9:00から15:00に制限し入場可能としている。
宗教都市遺跡であるテオティワカンは紀元前2世紀から6世紀まで繁栄した文明の中心地であり、文明を築いたテオティワカン人の宇宙観、宗教観を元に設計された。その中央には、南北約5km、幅40mにわたる死者の大通りがあったり、太陽や月のピラミッドがあったりと、極めて神秘的であり、特別な日に訪れたいとついつい思ってしまう、そんな場所である。
ちなみに私は元旦に初詣で訪れた。
神々から力を授かり、エネルギッシュな一年を過ごせるようにとの思いからだ。
残念ですが今年はメキシコにも行けそうにないし、大人しくしていることとする。
なおテオティワカンとはナワトル語で「神々の都市」の意味。
No Comments