新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため各企業が対策を打ち出し始めた。
2020年2月29日、スターバックス を訪れた。
ゴミの削減を目的とし、いつものごとく取り出したマイカップを目の前に店員が告げる。
「今日からマイタンブラーの利用は出来ません」と。
新型コロナ感染への対策のようだった。
ウイルスがタンブラーに付着している可能性を鑑み、それが各種器具はもちろんのこと、従業員の手へ付き感染を引き起こしてしまうことを避けるための処置なのだろう。
外食業における厳格な衛生管理は切っても切り離せず、そこを媒介としたウィルスの感染は絶対に避けなければならないことだった。それを思えば、今日からの対策だなんて、少し遅い対応だったのかもしれない。
とは言え、歴史を戻すことはできないし、ここまでの事態になるとは誰も考えに及ばなかったのだろう。我々客も疑う余地もなくタンブラーを差し出していたし、それを持っていかなくとも、マグカップでコーヒーを受け取っていた。
少し対策が後手に回ったかもとはいえ、気付いた時からこのような対策をしてくれるスターバックスには感謝である。
なお、同等の対策はモバイルオーダーにおける店頭受け取りにおいてもなされており、当面は商品の受け取りの際には店員に声がけをする方式を取るようだ。これもまた日頃は受け取りがなされるまでバーカウンターに放置される商品を、不特定多数の人間から遠ざけたい、という気配りなのだろう。
シルバーもここ最近提供されず、プラスチックのフォークなどが活躍をしている。マイクロプラスチック問題が社会問題化する一方での、緊急時煮餅いいられるこの手の使い捨てグッズは、やはり使い勝手がいいのであった。
また、政府見解を受け北海道にあるスターバックス店舗は道内でのパンデミックを回避することを目的とし2月29日、3月1日を休業すると言う。
どんな状況にあってもコーヒーをゆっくり楽しみたい。そんな人間としては、自らの気の回らないこの手の対策を講じてくれるのは、本当にありがたい。
なお、マイカップを使わなくても、タンブラー割引はしてもらえたが、明日からは持っていかない方が良さそうだな。
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