最近、若干恰幅が良くなってきた。
理由は何かと聞かれれば、思い当たる節が多すぎて、特定の何かに断定するのが難しい。 でも、一つの要因を形成しているものの中に、お酒があるだろう。
夏が終わり、食事も取れたてのお酒もますます美味しくなってきた。 ボジョレーヌーボーが出回る時期になれば、不思議と体がワインを欲するようで、仕事帰りに同僚とともに向かう食事処でも、休日に友人と行くカフェでも、もちろん家での食事でも、自然とワインの合う料理を選ぶようになった。そして、もちろん食卓には、ワインが並ぶ。
最近のマイブームはスパークリングワインで、今日はアクアパッツアをお供に添えた。 今日のワインはパラシオ・デ・クリスタル ブリュット・キュヴェ(Palacio de Cristal Brut Cuvée)。 お値段500円と、なんともリーズナブルである。 最近流通網が発達したおかげで、美味しくて安いワインが店に並ぶようになった。 とは言え、500円ともなると・・・と恐る恐る手を出してみたが、これがまた大正解。淡いイエロー、そしてシトラスや花の香りがバランスよく、とても飲みやすい。キレもあり、エンドレスで飲めてしまいそうな勢いである。
このワインはスペインのカスティージャ=ラ・マンチャ(Castilla-La Mancha)にあるボテガ・ロサノで作られている。1853年に最初のブドウ園を作ってから、現在に至るまで4世代にわたってワイン作りをしているという。 ブドウ園では14種類ものブドウが栽培され、彼らの製品の特徴でもある”ブレンド”がそこではなされる。パラシオ・デ・クリスタル ブリュット・キュヴェはアイレン、ソーヴィニヨン・ブラン、ヴェルデホで構成されているというが、これがまた絶妙なのである。
気取ったスパークリングワインでもない。 特別感があるスパークリングワインでもない。 それでも「永遠に側にいて」呟きたくなる、そんなワインである。
ワインの情報
Palacio de Cristal Brut Cuvée (パラシオ・デ・クリスタル ブリュット・キュヴェ)
生産
スペイン、カスティージャ=ラ・マンチャ
ボテガ・ロサノ
カテゴリー
キュヴェ ブリュット
品種
様々(Airén、Sauvignon Blanc、Verdejo)
価格
500円くらい
ホームページ
https://bodegas-lozano.com
余談:ボジョレー・ヌーヴォーは個人的にはあまり口にしない。
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