約3ヶ月に渡ったアラビア語初級講座も今日、終わりを迎える。ずっと学びたいと思っていたものの、なかなか良い機会に出会えず、渡航先ではいつまでたってもアウェイ感が拭えず、何だか不完全燃焼気味だった。文字を覚えるだけでも、常に挫折と隣り合わせな3ヶ月。それでも、最後までやり切れたのは、一重に先生が楽しく教えてくれたこと、そして、言語だけでなくエジブト文化をも学ぶ機会を与えてくれたからだろうと、強く思う。 最終回はエジプトの国民食「コシャリ」を作って食べる、これがミッションとなった。
今更ながらではあるが、この私、エジプトに行ったことがない。 授業でも、ファストフード店で「コシャリ2個ください」という練習をしたものの一体それがどんなものか、については全くわからないでいた。 そして今日、初コシャリを目にし、味わうこととなる。 先生のお母さん直伝のレシピで是非コシャリを作り、味わってみてほしいものである。
なお、コシャリはシンプルであるものの、創意工夫や隠し味で家庭ごと、お店ごとで味が変わってくるらしい。自分色のコシャリを作ってみても面白そうだ。
人数:
調理時間:60 min
材料
にんにく 6かけ
玉ねぎ 1個
トマト缶(水煮) 1缶
ひよこ豆(水煮) 1缶
レンズ豆 2/3カップ
マカロニ 250g
米 2カップ
塩 小さじ2
コショウ 少々
クミン 小さじ2 1/2
油 適量
白酢 45cc
揚げ玉ねぎ 好きな量だけ
下準備
お米は洗い、適切な量の水につけておく。また、レンズ豆も洗い、水につけ太らせておく。
調理方法
A)豆ご飯
1. レンズ豆の水を切り、油をひいたフライパンで5分程度炒める。
2. 水につけておいた米に1を合わせ炊飯器で炊く。
B) トマトソース
1. ニンニクをみじん切りにし鍋に入れ弱火で炒める。カリカリになったら半分をひよこ豆用に別皿にとっておく。
2. 1にみじん切りの玉ねぎを入れ、透き通るまで炒める。
3. 2にトマト缶を汁ごと加える。
4. 3に火が通り浸ったら塩 小さじ1、コショウ 少々、クミン 小さじ1/2を入れて15分弱火で煮詰める。
C) ひよこ豆
1. Bで取り分けたニンニクを鍋に入れ、ひよこ豆缶を水ごと火にかける。
2. 煮立ったら塩 小さじ1、コショウ 少々、クミン 小さじ2、酢とBのトマトソースを大さじ2杯加え10分煮る。
D) マカロニ
1. たっぷりの水でマカロニを塩茹でする。
全てが出来上がったら盛り付ける。
盛り付ける順番は豆ご飯→マカロニ→トマトソース→ひよこ豆→揚げ玉ねぎ
これで出来上がりである。
メモ:
現地ではシャッタという辛い調味料などを好みに応じてかけながら食べるらしい。
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