ドバイを朝7時に飛び立ちリオデジャネイロに向かう。短時間の中、ドバイ空港のサロンでガブガブとビールを胃の中に注ぎ込んだからか、シートに着くとともに眠気が襲ってきた。ドバイからリオまでは約14時間のフライトとなる。毎回の思うことではあるが、とにかくブラジルは遠いのである。韓国、台湾のように思い立ったら明日にでもいこうというわけにはいかないからか、尚更に来たくなる。それがブラジル、それが南米と言ったところだろうか。
とは言え、この一年で3回もこの南米を訪れていることを思うと、気持ち的には随分と地球は小さくなっているようだ。
飛行機にはUnited Nation関連の迷彩服を着た人が多くなっていた。左腕にはアルゼンチンやパラグアイのマークがついていたから、そこからどこかの土地で業務をこなしていた人たちなんだろう。路線の関係もあろうが、急にスペイン語率が高くなり、なんだか少し気が弾む。
リオへの旅路について書くことにしよう。朝食にはチーズ入りオムレツと、野菜コロッケを食べた。兎にも角にも具沢山なコロッケだ。
映画にはNATACHA を見る。小学校で開催する科学展に向け子どもたち奮闘する。”犬だって色を識別できる”ことを証明すべく道で拾った野良犬とともに、挑戦を開始する。実験の成功とともに、ナターシャはラファエル(犬)という新たな家族まで手に入れることになる。諦めることなくチャレンジすることの大切さを、少女ナターシャから学んだ。
ランチには魚を食べる。ピラフもさる事ながら、お米のサラダが爽やかで美味しい。
映画と言えばナターシャ以外にも”The Girl in the Spider’s Web”などを見て過ごすが、何れにしてもエミレーツとの14時間の空旅はとても快適なものだった。
着陸前には軽食のピザが提供された。ぐーぐー唸りを上げそうな腹にはありがたい。
そうこう、というかほぼ爆睡していたが、しているうちに飛行機はリオデジャネイロにあるAntonio Carlos Jobim International Airportについた。楽しく安全な旅をありがとう。
この後飛行機はアルゼンチンのブエノスアイレスに向かうこととなる。
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