サントゥルセはプエルト・リコの首都サンフアンにある。ここは言わば文化の発信地として人気の場所で、多くの人がショッピングやエンターテイメント、ナイトライフや美味しい料理を楽しみに集まってくる。そして良質な美術館、おしゃれなバーやカフェ、たくさんのグラフィティーが我々の目を楽しませてくれる。
サントゥルセにあるプエルトリコ美術館(MAPR)を訪れみることにした。この美術館には16世紀から現在に至るまでの作品が所狭しと並べられている。この建物自体も有名で1920年代に建てられたものという。
2017年12月、常設展示とともにInterconnections (Curatorial Readings of the MAPR Collection)という特別展示が開催されており、個人的にもとても満足のいくものだった。ここではいくつかの作品をご紹介しよう。
なお、私自身がポートレートやキュビズムといった作品を特に好むことから、ここでの紹介は若干偏ったものになるかもしれないが、他にもイコンや風景画なども多く展示されており、きっとお気に入りの作品に出会えることだろう。
プエルトリコ美術館
299 Avenida De Diego, Santurce, San Juan, PR 00909
行き方
オールド・サンフアンからT-3と書かれたバスに乗り、Luis A Ferré Performing Arts Center(ルイ・ア・フェレ・パフォーミング・アート・センター)そばで降りる。Avenida José de Diego(ホセ・デ・ディエゴ通り)を5分ほど歩くと、通りの右側に美術館を見つけることができる。
TIPS
美術館の目の前の広場にはコロンビアの有名アーティストであるボテロの作品が展示されている。見落としがないよう注意してほしい。美術館のそばにもカフェやビストロがあるから、町歩きに疲れたらここで休むのもオススメだ。(アシエンダ・サンペドロ・コーヒーショップやビストロ・デ・パリなどがある)
美術館のチケットはクレジットカードで買うこともできるし、子供用の遊びのスペースも設置されているから、家族連れでも楽しめる。
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