2007年スリランカを訪れた。当時スリランカは民族を起因とした内戦状態でシンハラ(マジョリティ)とタミル(マイノリティ)の間で激戦が続いていた。その戦いは26年(1983-2009)も続き、少なくとも10万人の国民が犠牲になったと言われている。この内戦は今でも彼らの歴史に影を落としている。ただこのような状況下においてもスリランカはなお美しかった。そしてスリランカの人々も優しく、おもてなしの心で私を迎えてくれた。
2009年内戦は終結を迎えることができた。そしてついに「スリランカ」というひとつの国家となることができたといわれている。現在多くの観光客がこの美しい国を訪れ、忘れることのできない素敵な経験を得ている。私ももう一度この土地を訪れてみたいと思っている。特に当時テロが発生したり、激戦地ということで近づくことさえ許されなかった北部地域を重点的に。
写真の多くはフイルムスキャンによるものであることから、画質劣化が生じている。その他のバーチャルツアーはこちらから。
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